blog of mobileさんのBlogエントリにて知った情報。
HuaweiのモバイルWi-Fiルータ『E5377』が、日本の認証機関であるJATEの認証を通過している。
■Huaweiの『E5377s-32』がJATE通過
情報元:JATE 一般財団法人電気通信端末機器審査協会
冒頭で紹介したblog of mobileによると、対応する通信方式は以下。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5)/800(B20) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
対応する通信方式/周波数が国内の通信事業者に向けて最適化された端末では無く、グローバル向けの仕様のままJATEを通過していることから、ドコモなどのキャリアを通しての販売ではなく、家電量販店などで端末のみ販売する可能性が高い。
Huaweiは既にAscend P7などのSIMフリー端末を、大手通信事業者を通さずに家電量販店などで販売を行っており、SIMフリーのモバイルWi-Fiルータとして『E5377』がこのラインナップに加わる可能性が考えられる。
日本国内で販売されているSIMフリーのモバイルWi-Fiルータは、基本的にはドコモおよびそのMVNOでの利用に最適化されている端末が多くなっているため、海外での利用を考えると対応する周波数などの点でやや使い勝手に難がある機種が多くなっていたものの、E5377は対応する通信方式/周波数帯が広くなっているので、海外でも幅広いエリアで快適なインターネット接続が利用できそう。