『auに電話した友人から「auで販売するiPhone6はすべてSIMフリーです」と言われたとのこと。』
という情報を元に、au版のiPhone 6およびiPhone 6 PlusがSIMフリーになる。とする情報が広まっているものの、個人的には国内のキャリアが販売するiPhoneについてはSIMフリーにはならないと思う(少なくとも、6および6 Plusについては)
※SIMフリーになったら嬉しいけれど、ならないかなと思う。という話。
その理由としては、
・3キャリアが取り扱うiPhoneという意味では5cと5sと変わらないので、6シリーズからSIMフリーにする理由が思い浮かばない。
・auで販売するiPhone 6をSIMフリー仕様にしたところで、KDDI版のiPhone 6がSIMフリー仕様であることを理由に販売数が伸びるとは思えない。
・Apple StoreにてSIMフリー版のiPhone 6/iPhone 6 Plusが販売されることが発表されており、キャリア版についてはSIMロックであっても、ユーザとしてはSIMフリーの選択肢があるのでキャリア版がSIMフリーにするメリットが(キャリアにとって)無いように思う。
といったあたり。
加えて、当初は『auはSIMフリー版を提供する』としていたEngadget Japaneseでも改めて『SIMロックする方向で検討している』という訂正コメントがされており、前述の『auに電話』した先が一般ユーザが問い合わせ可能なカスタマーサポートと考えた場合、報道機関よりも先に一般ユーザに向けて情報を公開することは考えにくい上に、auのカスタマーサポートについては、経験上間違った情報を伝えられることが多々あり、率直に言うとあまり信用することはできない。という点。
※auのカスタマーサポートの誤案内については『念のため上席に確認したい』としても同じように誤案内が発生することが多々あるので、個人的にはほとんどアテにはしていない。
iPhone 6シリーズのSIMフリー市湯に関するEngadget Japaneseの記事については以下より。
Engadget Japaneseでは、日本国内から販売されるiPhone 6については、3キャリア共SIMロックがかかっている、あるいはSIMロックをかける方針とされている。
iPhone 6 / 6 Plusは当初からSIMフリー版あり。携帯各社のキャッシュバック砲は沈黙も下取り競争の可能性 – Engadget Japanese
NTTドコモ「今のところ、ロックがかかる方向で検討しています。」
KDDI「(米国現地にいる)社長がSIMフリーの対応を検討するとコメントしているようですが、こちらからら公式コメントは伝えられません。SIMロックフリーモデルを提供する、しないのどちらでもありません」
14時42分、訂正:KDDIより「SIMロックする方向で検討している」と訂正コメントがありました。
ソフトバンク「これまで通りロックはかかっています」
そんなわけで、国内キャリアから販売されるiPhone 6/iPhone 6 PlusがSIMフリーになれば、それはそれで非常に嬉しいんだけれども、現時点ではSIMフリー仕様で販売されることは無いのでは。と思う。
現時点でSIMフリー版であることが確定しているのは、Apple Storeにて販売されるキャリアモデルではないiPhone 6/iPhone 6 Plusで、こちらについては既にSIMフリー仕様となることが明記されている。
Apple Online StoreでのiPhone 6/iPhone 6 Plusの販売ページは以下より。
iPhone 6 – Apple Online Store