ドコモは、2014年冬モデル(9月30日に発表予定)より、ケータイ補償サービスの料金を月額料金を値上げする他、1回目の修理にかかる費用を5,000円 ⇒ 7,500円へと値上げすることを発表。値上げ(料金改定)の理由は『スマートフォンの高機能・高価格化・ディスプレイの大型化を踏まえたもの』と説明されている。
ドコモのお知らせは以下より。
ドコモからのお知らせ : 「ケータイ補償サービス」のサービス内容と「電池パック安心サポート」の提供条件変更について | お知らせ | NTTドコモ
■ケータイ補償サービス 変更内容
■変更対象機種
2014年冬モデル以降に発売されるスマートフォン、タブレット
■主な変更内容
月額料金:380円 ⇒ 500円に値上げ
交換時の料金:1回目5,000円、2回目8,000円 ⇒ 7,500円に統一
保証期間:3年間 ⇒ 修理可能期間までに延長(保証対象の故障は無料、対象外は5,000円)
修理代金のサポートについては、従来3年間だった保証期間が『修理可能期間まで』と延長されているものの、月額料金が値上げされている点や、交換時の料金が一律で7,500円(従来は1回目5,000円、2回目8,000円)となっており、多くのユーザにとっては利用料金負担が上がる代わりに、サービス内容の改定についてはメリットが少なく、全体的に渋いサービス改定と言える。
値上げが発表されたケータイ補償の代わりになり得るサービスとしては、DCMX/DCMX GOLDの『DCMXケータイ補償』があり、こちらのサービスはDCMX/DCMX GOLDカードの付帯サービスとして、カード年会費以外の費用は発生しない。
DCMX GOLD(年会費10,000円)を例にすると、利用中の携帯電話が全損や盗難などにあって買い直しが必要となった場合、買い直しに必要となる費用を最大100,000円まで補償する保険となっており、電話機を購入し直した場合の代金が補償される。
対象となる電話機は、DCMX GOLDを契約している回線で購入が確認できる電話機となっており、いわゆる『白ロム』としてドコモ取扱い店以外で購入した端末については補償の対象外。ただし、DCMX GOLDは家族カードが1枚まで無料(2枚目以降1,000円)となっているため、本会員 + 家族会員で利用するケースでは、2回線で両方ともケータイ補償サービスを契約するよりも、DCMX GOLDカードを契約する方が料金負担が小さくなる。
※ただし、『ケータイ補償』サービスと『DCMXケータイ補償』サービスは完全に同一の補償内容ではなく、あくまでも『似たような内容の保険サービス』である点は注意。
ドコモは、2014年9月以降の端末購入において、月々サポートの適用条件に新料金プラン『カケホーダイ&パケあえる』の契約を必要とする変更を発表しており、9月30日に発表される2014年冬モデルはこの変更が行われてから初の新モデルとなる。
新料金プランで『シェアパック』を申込する場合、主回線の支払金額が従来よりも大きくなる可能性が高く、毎月の通信料が最大で10%ポイント還元されるDCMX GOLDのステージ特典(ゴールドステージ優待)と相性が良いので、今後もドコモを使い続ける場合は、DCMX GOLDカードの申込がオススメ。
DCMX(一般カード)は年会費無料、DCMX GOLDは年会費10,000円(税別)となっており、DCMX GOLDは9月30日までの入会で年会費相当の10,000ポイントがドコモポイントとして還元されるキャンペーンを実施している。
DCMX GOLDのサービス説明は以下より。