1978年の成田空港開港以来続いている国内空港唯一の「検問」が3月末で廃止される方針であるとNHKが報道。検問の廃止については2013年9月の時点で「2015年3月末までに完全廃止の方針」と報道されており、今回の正式決定へと繋がった模様。
関連エントリ:成田空港の検問が2015年3月末までに完全廃止の方針 | shimajiro@mobiler
NHKのWebサイトでの情報は以下より。
成田空港で、過去の建設反対運動の影響で国内の空港で唯一行われてきた空港への入り口での検問が、利用者の利便性向上のため、今月30日で廃止されることになりました。
成田空港での「検問」は「本人確認書類が必要」とされながらも、実際には顔写真の無い健康保険証や、民間企業の社員証などで通過する例も数多く目撃していたので、個人的には効果がどの程度あったのかは疑問。
「検問」によるセキュリティーチェックに代わり、不審者の顔を識別し追跡するカメラを190台設置したほか、爆発物探知犬を空港敷地内に巡回させる予定とのこと。
不審者の顔を識別し追跡することのできる最新式の監視カメラ190台を配備したほか、においで爆発物を捜し出す「爆発物探知犬」を敷地内で巡回させるということです。
ともあれ、成田空港を利用する際に不便だった「検問」が廃止されることは歓迎したいところ。