「DCMX GOLD」(dカード GOLD)の年会費の元をとる3つの使い方&考え方

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ドコモの発行するクレジットカード「DCMX GOLD」(2015年11月20日よりdカード GOLD)の「年会費の元を取る」方法を3つご紹介。

DCMX GOLDの年会費は本会員が10,000円、家族カードは1枚目まで無料、2,3枚目はそれぞれ1,000円(税別)の年会費となっており、ここでは「本会員の年会費 10,000円(税別)」のみを考慮する。

  1. ケータイ料金の10%ポイント還元で元を取る
  2. DCMX GOLDの特典の一つに、ドコモプレミアクラブ(dポイントクラブに変更予定)のステージが最上位の「ゴールドステージ」になり、携帯電話料金の最大10%(1,000円につき100ポイント)還元される。という特典がある。

    2015年12月1日からの「dポイントクラブ」では、DCMX GOLDの特典(最大10%ポイント還元)自体は変わらないものの、ゴールドステージ以外は毎月のケータイ料金に対するポイント還元が一律で1%へと大幅引き下げされるため、相対的にDCMX GOLD契約ののメリットが大きくなる。

    ■ゴールドステージ以外はケータイ料金の1%(1,000円 → 10ポイント)還元に
    dポイントクラブ:ゴールドステージ以外はケータイ料金の1%還元に
    関連エントリ:ドコモからのお知らせ : ドコモプレミアクラブの改定について | お知らせ | NTTドコモ

    前述の通り、2015年12月以降、DCMX GOLD契約時と非契約時を比べると、ケータイ料金に対するポイント付与に9%の差が生まれる。

    毎月の携帯電話料金と、DCMX GOLD契約時、非契約時に貯まるポイントの差は以下の計算となる。

    DCMX GOLD契約時と非契約時に貯まるドコモポイントの差

    月額料金 年換算 ポイント還元(1%) ポイント還元(10%) ポイント差
    5,000円 60,000円 600ポイント 6,000ポイント 5,400ポイント
    7,000円 84,000円 840ポイント 8,400ポイント 7,560ポイント
    9,000円 108,000円 1,080ポイント 10,800ポイント 9,720ポイント
    10,000円 120,000円 1,200ポイント 12,000ポイント 10,800ポイント
    12,000円 144,000円 1,400ポイント 14,000ポイント 12,600ポイント

    単純に「ドコモポイントで元をとる」ことを考えた場合、月額料金が10,000円(年額120,000円)を超えると、DCMX GOLDのステージ優待のみで元が取れる計算となる。

    「毎月のケータイ料金が10,000円を超える」と聞くと高いイメージがあるけれど、ドコモの「シェアパック」を契約している回線であれば、基本的には月額料金が10,000円を超える計算となるので、単純化すると「シェアパックを申込している場合、DCMX GOLDの年会費を上回るポイント還元を得ることができる」ということになる。

    従来のドコモプレミアクラブでは、DCMX GOLD非契約時のポイント付与が最大のケースで5%(DCMX GOLDの半分)になることがあったけれど、2015年12月予定のプログラム改定により、DCMX GOLD非契約時の月額料金に対するポイント還元は一律1%とかなり少なくなる点は注意が必要。

  3. 「ケータイ購入ご優待券」で元をとる
  4. DCMX GOLDには、年間の利用金額に応じてケータイ購入に使える優待券(最大20,000円)が付与される特典があり、この特典を活用すると年会費の元をとることができる。

    ケータイ購入優待券は、初年度は無条件に5,000円の優待券を受け取ることができ、二年目以降は前年の利用金額の合計額に応じて優待券の有無および金額が異なる。

    ■ケータイ購入優待券の条件&価格
    初年度:無条件で5,000円分の優待券
    年間利用額100万円以上:10,000円分の優待券プレゼント
    年間利用額200万円以上:20,000円分の優待券プレゼント

    年間で100万円(1カ月あたり83,000円)の買い物をDCMX GOLDで行うと、年会費相当の10,000円のケータイ購入に使える優待券がプレゼントされる。当然、DCMX GOLDのポイント付与に関してはこれとは別に付与されるため、年間利用額100万円で貯まるポイント(dポイント)とは別に、更に10,000円の割引に使える商品券が得られる。

    初年度は無条件で5,000円分のケータイ購入優待券が貰える一方で、二年目以降は「年間利用額100万円以上」でないと優待券プレゼントの対象とならないため、少々ハードルが高い点はネックで、DCMX GOLDをメインのクレジットとして利用する方向けの特典と言える。

  5. 海外の「iD/PayPass」利用で元を取る
  6. ドコモは海外で「iD/PayPass」決済を使うと「利用料金の30%分が、最大で毎月10,000円還元」されるキャンペーン(公式サイト)を行っており、海外でiD/PayPass決済を利用すると非常にお得。
    ※iD/PayPass利用のキャンペーンに関してはDCMX/DCMX GOLD以外も特典付与の対象にはなる。

    日本国内にはPayPass加盟店が極めて少ないため、PayPassの利用機会はほぼ無いけれど、海外ではPayPass決済に対応するお店が豊富にあり、海外旅行や出張時にはiD/PayPass決済を利用して、利用金額の30%還元のキャンペーンを活用することをオススメ。

    iD/PayPassのキャンペーン期間は2015年11月末までで、キャンペーン期間中は「毎月最大で10,000円」還元の対象となるため、5月から11月末までの7カ月間、最大で70,000円の還元を受けることもできる。
    ※毎月、海外で約33,000円を「iD/PayPass」を利用する必要があるけれど…。計算上は可能。

    iD/PayPassの利用には事前設定(関連エントリ)が必要となっている点と、キャンペーンの特典受取にはキャンペーンの参加およびドコモのスマートフォン宛に後日メールにて通知されるキャンペーン特典付与のお知らせから特典受取の手続を行う必要がある点はご注意を。

上記以外にも、6月1日からはローソンでの支払をDCMX(GOLDでなくてもok)で行った場合、決済金額の3%が割引対象となるキャンペーンが開始されるなど、DCMXおよびDCMX GOLD利用時の特典が手厚くなっている。

■DCMX GOLD会員の特典
・ドコモプレミアクラブのステージ優待(ポイント還元は10%)
・ステージボーナスとして3,000ポイント付与
・家族カードが1枚無料で発行可能
・『DCMXケータイ補償』で、端末購入から二年間、端末の再購入に係る費用が最大10万円まで補償される
・ケータイ購入ご優待券 5,250円分がもらえる (二年目以降は前年度利用額100万円以上)
・空港のカードラウンジが無料(家族会員含む)
・ローソンでの利用で購入金額の3%割引

ドコモは既に、2014年9月以降に携帯電話を新規購入する場合「新料金プラン契約以外は月々サポートの付与対象外」という変更を行っており、少々乱暴に解釈すれば「新料金プランに非ずは客に非ず」と言えるような状況。

加えて、2015年12月からの「dポイントクラブ」では継続利用年数に関わらず「DCMX GOLD非契約者の携帯電話料金のポイント還元は1%」となってしまうため、前述の通り相対的にDCMX GOLD契約の価値が高まる。

そんなわけで、今後もドコモを使い続けるのであれば基本的には新料金プランに移行して使う必要がある点と、12月からの「dポイントクラブ」のポイント制度を考えるとドコモを使い続ける場合はDCMX GOLDを持っておくことをオススメ。

DCMX GOLDは初年度の年会費相当の10,000円分(最大で12,000円分)のiDクーポンがもれなくプレゼントされるキャンペーンを開催しているため、初年度の年会費に関しては「実質無料」と考えることもできるので、「1年間お試しで使ってみる」という使い方もそれほどハードルは高くない。

DCMX GOLDのキャンペーン紹介は以下にて。