Amazonで買えるMVNO(およびドコモ)向けのモバイルWi-Fiルータ最新モデル(4機種)の比較。
■Amazonで購入可能なモバイルWi-Fiルータ4機種の比較
機種名 | L-01G | HW-02G | MR04LN | AC785 |
---|---|---|---|---|
販売価格 | 16,000円 | 13,000円 | 25,760円 | 17,800円 |
通信速度 |
下り:225Mbps 上り: 50Mbps |
下り:225Mbps 上り: 50Mbps |
下り:225Mbps 上り: 50Mbps |
下り:150Mbps 上り: 50Mbps |
キャリアアグリゲーション | ○ | ○ | ○ | × |
連続通信時間 |
LTE-A:17時間 LTE:20時間 3G:18時間 |
LTE-A:8時間 LTE:9時間 3G:8時間 |
Wi-Fi接続時:12時間 BT接続時:24時間 |
10時間 |
対応ネットワーク (LTEのみ記載) |
2.1GHz(B1) 1.8GHz(B3) 1.5GHz(B21) 800MHz(B19) |
2.1GHz(B1) 1.8GHz(B3) 900MHz(B8) 1.5GHz(B11) 700MHz(B17) 800MHz(B18) 800MHz(B19) 1.5GHz(B21) |
2.1GHz(B1) 1.8GHz(B3) 850MHz(B5) 800MHz(B6) 1.7GHz(B9) 800MHz(B19) 1.5GHz(B21) |
※販売価格は7/11(土)時点のもの。通信速度は下り・上り共に最大値で記載。
ざっくりと分類すると、L-01GおよびHW-02Gの2機種はドコモとそのMVNO向けで、SIMロック解除は可能ではあるけれど、3,240円の手数料が必要。MR04LNとAirCard AC785は最初からSIMフリー仕様のため、SIMロック解除の手続の手間と費用要らずな点は便利。
ドコモ向けのモバイルWi-Fiルータ2機種は「白ロム」としてAmazonなどで端末単体で販売されており、SIMフリー系のモバイルWi-Fiルータと比べると実売価格が割安。これは、ドコモがモバイルWi-Fiルータの新規契約時に本体代の割引きや月々サポートが増額されるキャンペーンを行うことで定価よりも割安な価格で販売される機会が多いことが理由で、ドコモおよびそのMVNOだけで使うことを考えると、ドコモ向けのモバイルWi-Fiルータの白ロムを購入するのが最もコストパフォーマンスが高い選択と思う。(ドコモ向けのモバイルWi-Fiルータの価格が現在の水準であれば)
ドコモのスマートフォンは、SIMロックを解除しても海外のプリペイドSIMなどでテザリングを使うことができない機種 + SIMカードの組み合わせがあるけれど、APNをユーザが任意で指定できるモバイルWi-Fiルータの場合、ドコモ向けの機種(今回の場合はHW-02G/L-01G)であっても同様の問題は発生しない点は安心できる。
一方で、ドコモのモバイルWi-FiルータはSIMロック解除の申込がドコモショップ店頭で完結せず、ドコモショップに端末を預けてからSIMロック解除まで1週間程度の時間(+手数料3,240円)が発生することを考えると、ドコモ(およびそのMVNO)での利用がメインになる場合はSIMロック解除の手続がやや面倒。
複数の通信事業者のSIMカードを入れかえて利用する場合、対応している周波数が広く最初から「SIMフリー」仕様となっているMR04LNやAC 785の方が利便性が高い。(当然、通信事業者毎に対応している周波数が異なる点には注意が必要だけれど)
L-01GのAmazonでの販売ページは以下より。
docomo Wi-Fi STATION L-01G
LG Electronics Japan |
HW-02GのAmazonでの販売ページは以下より。
docomo Wi-Fi STATION HW-02G ホワイト 白ロム
Huawei |
MR04LNのAmazonでの販売ページは以下より。
NECプラットフォームズ SIMロックフリー LTE モバイルルーター Aterm MR04LN ( デュアルSIM 対応 / microSIM ) PA-MR04LN
NECプラットフォームズ 2015-07-16 |
AirCard AC785のAmazonでの販売ページは以下より。
NETGEAR AirCard AC785 (SIMフリー LTE モバイルルータ) AC785-100JPS
ネットギア 2015-06-20 |