台湾で販売されているGalaxy Note5(SM-N9208)のデュアルSIMに関する仕様のメモ。
■台湾向けのGalaxy Note5はデュアルSIM仕様
Galaxy Note5のデュアルSIM仕様は「どちらのSIMスロットもLTE通信が可能(但し同時は不可)、音声通話待受は片側GSM」の仕様となる。Galaxy Note5のデュアルSIM仕様に関する説明は以下にて。
■データ通信有効のSIMが4G+/音声通話側がGSMに接続
上記の状態でSIMカードのステータスを確認すると、以下のようになる。
■SIMカード1(台湾モバイル)のステータス:LTE接続
■SIMカード2(中華電信)のステータス:GPRS接続
データ通信を「SIMカード1(台湾モバイル)」から「SIMカード2(中華電信)」に切替すると、SIMカード1がGPRS接続に、SIMカード2がLTE接続(データ通信有効)の状態に切り替わる。
■データ通信を行うSIMカードを切替
切替が完了すると、SIMカード2(中華電信)がLTE接続となる。
■SIMカード2がLTE接続
■SIMカード1(台湾モバイル)のステータス:GPRS接続
■SIMカード2(中華電信)のステータス:LTE接続
モバイルネットワークの設定画面を開くと、SIMカード1のネットワークモードが「2Gのみ」に、SIMカード2のネットワークモードが「4G/3G/2G」に設定されており、SIMカード1を「4G/3G/2G」に設定しようとすると、両方のSIMスロットを同時に「4G/3G/2G」に設定はできないため、SIMカード2が「2G」に設定される。
■「4G/3G/2G」に設定できるのはどちらか一方のみ
と言うわけで、残念ながらGalaxy Note5では「2つのSIMカードで同時にLTE通信」あるいは「2つのSIMカードで両方3G待受」は行えない。