ZenFone 3・Moto G4 Plusが対応するデュアルSIM「DSDS」と「DSDA」の違い・できること&できないこと

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台湾で発売されたASUSの「ZenFone 3」や、日本国内にも投入されることが発表されたモトローラの「Moto G4 Plus」などの機種がサポートする、デュアルSIMの「DSDS(Dual SIM Dual Standby」の仕様に関する解説。

SIMカードが二枚利用できる「デュアルSIM」と、二つのSIMカードが同時にサービスを待受できる「DSDS」自体はどちらも珍しく無く、従来国内向けに発売されている機種を含めて「デュアルSIMでDSDSに対応」する機種自体は多かった。

ただし、これまでのデュアルSIM対応機種は「両方のSIMカードで3Gサービス待受」には非対応(片側は2G固定)となっていたため、2Gサービスが提供されていない日本ではデュアルSIM対応によるメリットが薄かった。

■ZenFone 3 デュアルSIM・デュアルスタンバイ
ZenFone 3 デュアルSIM・デュアルスタンバイ

ZenFone 3やMoto G4 Plusなどの機種は「デュアルSIM対応、なおかつ4G LTEデータ通信中に、もう片方のSIMスロットで3G待受に対応」しているため、片方のSIMカードで4G LTEデータ通信を行っている最中に別のSIMカードで3Gの音声通話を着信することができる。

ただし、一方のSIMカードで4G LTEでデータ通信中に別のSIMカードでの音声通話を着信・応答することができるものの、音声通話を開始した時点で4G LTEのデータ通信についてはデータ通信が中断されるため、片方のSIMカードで3G音声通話をしながら、別のSIMカードで4G LTEデータ通信を継続することはできない。

片方のSIMカードで3G音声通話をしながら、別のSIMカードで4G LTEデータ通信を同時に行うことができる機種はDSDA(Dual SIM Dual Active)対応となり、直近で話題となっているZenFone 3・Moto G4 Plus・Xiaomi Mi 5などの機種はDSDAには非対応。(DSDSに対応している)

■ZenFone 3デュアルSIM:両方のSIMカードで同時に待受が可能な「DSDS」に対応
ZenFone 3デュアルSIM:SIM1がmicro、SIM2がnanoSIMに対応

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