台湾のLCC「Vエア」(威航)は、2016年10月1日より全路線で運航を停止すること、並びに8月9日付けで親会社のトランスアジア航空に吸収合併されることを正式に発表。前日の9月30日が最終運航日となる。
Vエアの公式サイトでのお知らせは以下。
V-Air – V Airとトランスアジア航空合併に関するV Air公式声明文
弊社の親会社であるトランスアジア航空は本日(8/9)両航空会社の合併を発表しました。V Airは10月1日をもって全面運航停止となります。それに伴い本日より10月1日以降のフライトの販売を停止致します。弊社の最終運航日である9月30日以前で、運航異動の公布されていない便に関しては平常どおり運航致します。
■最終運行日
2016年9月30日
※羽田-台北や茨城-台北は9月30日より前に運休となる
■Vエアの入居する台北市内のビル
運航が停止される2016年10月1日以降の航空券を購入済みの旅客に対しては、全額払い戻しまたはトランスアジア航空の便への変更を無料にて承る。としている。(路線毎に対応が異なる)
運航停止となる9月30日までに運航されるフライトで、減便などによる変更の影響を受けないフライトに関しては平常通り運航される予定。
台湾の報道では、Vエアだけでなくタイガーエア台湾も経営難であると報道されており、全路線の運休および親会社との吸収合併を正式発表したVエアに続いて、タイガーエア台湾でも路線縮小や減便などの動きが見られる可能性も考えられる。
関連エントリ:台湾LCC「Vエア」が近日中に全路線で運休か – タイガーエア台湾も経営難の報道 | shimajiro@mobiler