SIMフリーモバイルWi-Fiルータ「MR03LN」中古品が税込5,980円、海外SIMで利用時は注意

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旧NECアクセステクニカ製のモバイルWi-Fiルータ「MR03LN」の中古品(Cランク)がイオシスにて5,980円(税込)にて販売されている。在庫数は1,000近くあり、かなり豊富。

イオシスでのMR03LN販売ページは以下にて。

Aterm MR03LN 3B PA-MR03LN ブラック – イオシス
モバイルWi-Fiルータ「MR03LN」中古品がイオシスで5,980円

クアッドバンドLTE対応:ドコモのMVNOでの利用に最適化

MR03LNはドコモの4G LTEの4つの周波数(B1/B3/B19/B21)に対応しているため、ドコモまたはそのMVNOでの利用に適している。

ただし、キャリアアグリゲーションには非対応となっているため通信速度は東名阪エリアで下り最大150Mbps、それ以外の全国エリアでは112.5Mbps対応となる。

最新のSIMフリールーターと比べると、通信速度の最高速度面では見劣りするものの、MVNOでの使用時に関して言えばキャリアアグリゲーション対応/非対応による差はあまり感じることが無いかも。

SIMフリーで4G LTE対応、しかし海外SIMではLTE掴まず?

ただし、MR03LNはファームウェアを2.1.0にアップデートしたところ、海外キャリアのSIMカードで4G LTEに接続ができなくなった点などは注意が必要。
※その後も同じ状況なのかは把握してないので不明。ただ、接続ができたという報告は聞いていない。

モバイルWi-Fiルータ『MR03LN』海外キャリアのSIMカードではLTE接続不可
NECアクセステクニカ(現、NECプラットフォームズ)製のモバイルWi-Fiルータ『MR03LN』は、海外キャリアのSIMカードではLTE接続することができなかった。MR03LNのファームウェアバージョンは2.1.1(2014年12月13日付けで最新) ■確認環境 検証端...

この仕様(?)は、後継機となるMR04LNでは改善されており、MR04LNおよびMR05LNでは海外SIMであっても4G LTE接続が利用可能。

MR04LNを海外SIMで使った際の動作確認については以下にて。

MR04LN、バージョンアップ後も海外SIMで4G LTE接続ok
NECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルータ「MR04LN」は、2016年1月6日付けで公開された最新版のソフトウェア(バージョン1.1)に更新を行った後も、海外のSIMカードで4G LTE接続が可能であることを確認した。 ※その後、2016年1月26日付けで公開された...

MR05LNを海外SIMで使った際の動作確認については以下にて。

モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を台湾・中華電信のプリペイドSIMで使う:4G LTEデータ通信対応、空港限定プランならデータ通信量無制限
NECプラットフォームズのモバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を台湾の通信事業者「中華電信」のプリペイドSIMで使ってみた。 ■モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を中華電信のプリペイドSIMで使う 台湾の中華電信のプリペイドSIMカードは、台北の桃園空港・松山空...

ドコモの中古ルーターはCA対応で5,980円も

SIMフリーかつ、クアッドバンドLTEに対応した機種が5,980円にて販売されているのはそれなりに割安ではあるけれど、ドコモのモバイルWi-Fiルータ「L-01G」は、キャリアアグリゲーション対応によって下り最大225Mbps対応と、前掲のMR03LNよりもハイスペックながら、秋葉原の中古ショップにて中古品が6,000円以下で販売されており、SIMフリーにこだわらないのであればこれらの選択肢もあり。

■ドコモのモバイルWi-Fiルータ「L-01G」が5,999円
ドコモのモバイルWi-Fiルータ「L-01G」が5,990円
※Rmobile秋葉原本店

なお、L-01GはSIMロック解除に対応。2015年5月のSIMロック解除ガイドライン改定前に販売された機種とのため、白ロムを購入してもSIMロック解除手続が行える。
※SIMロック解除は3,000円の手数料が発生する。ガイドライン改定前のモバイルWi-FiルータのSIMロック解除受付はドコモショップ店頭のみ。

L-01Gは、国際ローミング接続で4G LTEが利用可能となっているため、SIMロックを解除して海外SIMで利用しても4G LTEが利用可能。ちなみに、L-01Gはローミング向けにTD-LTE(B38)にも対応している。

L-01Gの製品スペックなどなどは以下にて。