LCCで機内持込できる荷物の重さ・サイズのまとめ

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バニラエアは、2017年冬期スケジュール搭乗分より機内持込荷物に関するルールを変更することを発表。

バニラエアの機内持込荷物に関する新ルールでは、持込可能な荷物の重さが10kg→7kgに変更されるほか、ジェットスター・ジャパンも2015年2月より機内持込可能な荷物の重さを10kg→7kgへとルール変更(関連エントリ)するなど、LCC各社の機内持込可能な荷物はルールは年々厳しくなっている。

日本を発着する主なLCCの機内持込荷物に関するルール。

LCC各社の機内持込荷物に関するルール

航空会社 重さ サイズ 個数
Jetstar 7kg 56 * 36 * 23 合計2個
Peach 10kg 55 * 40 * 25 合計2個
バニラエア 7kg 56 * 36 * 23 合計2個
春秋航空日本 5kg 56 * 36 * 23 1個まで
タイガーエア台湾 10kg 54 * 38 * 23 合計2個
Scoot 10kg 54 * 38 * 23 1個まで
※PCが含まれない場合は7kg
香港エクスプレス 7kg 56 * 36 * 23 合計2個
エアアジアX 7kg 56 * 36 * 23 合計2個
セブ・パシフィック 7kg 56 * 36 * 23 1個まで

※エコノミークラス、または最安価格の運賃での機内持込荷物に関する規定を記載。

LCCで受託荷物を預けと、受託手荷物を預けるための料金が別途発生するだけでなく、チェックインの待ち時間も長くなる(Webチェックインが使えなくなる)上に、空港に到着後の荷物受取までの長時間化してしまうので、できるだけ機内持込可能な荷物で移動するようにしている。

そんな中で、LCC各社が持込手荷物に関する制限を強化していくのは個人的には影響の大きな変更。持込可能な荷物の重さが10kg→7kgへと変わるのは「たかが3kg」という印象もあるけれど、実際に荷物の重さを測りながらパッキングしていると、3kgでパッキングできる荷物はかなり多く「貴重な3kg」と言える。

LCCの機内持込荷物に関しては、「ルール上は厳しくても実際の運用はそこまで厳しくない。」という状態も少なからずあったものの、基本的にはルールに合わせて運用も徐々に厳しくなっていく方向にある。

その一例として、ジェットスター・ジャパンでは2016年4月より全乗客の機内持込荷物を計量する取り組みを開始した。(ただし、現在も継続されているのかは不明。)

「正直者が馬鹿見ないシステムに」ジェットスター・ジャパン、手荷物計量で不公平解消狙う

ジェットスター・ジャパンでは、4月から搭乗口で全乗客の機内持ち込み手荷物の計量を本格的に始めた。規定をオーバーしていれば、搭乗前に受託手荷物料金を払わなければならない。受託手荷物扱いにする場合、20kgまでは1250円となっている。

LCCの搭乗時など機内持込できる荷物の重さを測る際には、ラゲッジチェッカーをカバンに入れておくと便利。ラゲッジチェッカーはAmazonで1,000円前後で購入できる。ラゲッジチェッカー自体の重さ・サイズはそれほど負担にならずに、持込荷物に関する重さの不安を解消できるので、LCCに頻繁に乗る方には必須アイテム。

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