渋谷区の自転車シェアリングサービスを試す – 「渋谷区マークシティ」ポートは渋谷駅直結だけど駅から遠い

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

2017年10月1日から「渋谷区コミュニティサイクル」がスタートしたので、渋谷駅の近隣ポートから幡ヶ谷駅前のポートまで自転車で移動してみた。

「渋谷区コミュニティサイクル」は、10月1日の時点で約20のサイクルポートが設置されているものの、区内最大のターミナル駅と言える渋谷駅の間近にはサイクルポートが設置されえていない。

渋谷駅付近のサイクルポートとしては、渋谷マークシティ、文化総合センター大和田、TBSハウジング渋谷の3つのポートが候補になる。ただし、これらのポートはいずれも渋谷駅までは徒歩5分〜15分程度の距離にあるので、渋谷駅を拠点とした移動を補完するための手段としてはやや微妙な距離にある。

■渋谷駅付近のサイクルポート
渋谷駅付近のサイクルポート

ただし、主要なターミナル駅付近にポートが置かれていないのは、既にドコモ・バイクシェアの自転車シェアリングサービスが提供されている新宿駅(新宿区/渋谷区)や東京駅(千代田区/中央区)でも同様。

これはターミナル駅周辺に空きスペースが無くポート設置がそもそも難しい。という点と、ターミナル駅周辺は歩行者・自動車による交通量が多いため、電動アシストつき自転車での移動が必ずしも効率的ではない。という点が理由として考えられる。

■新宿駅付近のサイクルポート
新宿駅付近のサイクルポート

■東京駅付近のサイクルポート
東京駅付近のサイクルポート

「渋谷区コミュニティサイクル」を利用するにあたって、当初は、渋谷駅に直結する「渋谷マークシティ」のサイクルポートの利用を考えていたけれど、マークシティに設置されているサイクルポートには、貸出可能な自転車が無かったので、近隣の「文化総合センター大和田」まで移動して自転車をレンタル。
※ポートには1台の自転車が置かれていたものの、メンテナンス中で利用することができなかった。

■「渋谷マークシティ」のサイクルポート
「渋谷マークシティ」のサイクルポート

ちなみに、「渋谷マークシティ」のサイクルポートは、メガネ屋の「Zoff Plus」と、「チェルシーカフェ」の間にあるスペースに設置されている。「渋谷マークシティ」は各路線の渋谷駅に直結しているものの、サイクルポートが設置されている箇所は、道玄坂側の出口に近く、渋谷駅まではやや遠い。なお、初見だとやや解りづらい場所にあるので注意。(近隣にはナチュラルローソン 渋谷道玄坂一丁目がある。)

■渋谷マークシティのサイクルポート
渋谷マークシティのサイクルポート

また「渋谷マークシティ」のサイクルポートのレンタル/返却時間は06:00〜23:59までとなっているので、終電を逃してしまった場合に移動する交通手段としては(23:59以降は)利用できない。

「渋谷マークシティ」の近くにあるサイクルポートとして「文化総合センター大和田」にもサイクルポートが設置されており、今回はこちらのポートで自転車をレンタル。

■文化総合センター大和田
文化総合センター大和田

「渋谷区コミュニティサイクル」は、ドコモ・バイクシェア系の自転車シェアリングサービスを提供している都内7区(千代田区・中央区・港区・江東区・新宿区・文京区・渋谷区)のいずれかでサービスの利用に必要なアカウント登録を行っていれば、そのアカウント情報を利用してサービスを利用できる。ひとことで言えば、既にこれらの区でドコモ・バイクシェア系の自転車シェアリングサービスを利用している場合、渋谷区でサービスを利用するにあたって、特別な手続は不要。

モバイルSuicaなど、各種FeliCa搭載のカードを「会員証」として登録している場合には、これまで同様に他の区で「会員証」を使って自転車をレンタルするのと全く同様の手続で、渋谷区内での自転車のレンタルおよび、渋谷区内のサイクルポートへの自転車の返却が可能となる。

今回、幡ヶ谷駅前のサイクルポートに自転車を返却した理由は、幡ヶ谷駅前のサイクルポートは、都心部の駅前でありながら、レンタル・返却可能な自転車の台数が非常に多くなっているので「どんな様子か見てみたかった」というのが理由。

幡ヶ谷駅前に設置されたサイクルポートは、高速道路(首都高速)の高架下という立地を活かして、従来から設置されている自転車置き場の一部を、「渋谷区コミュニティサイクル」用に転用しているようで、同一エリア内の駐輪場には多数の自転車が停められていた。

■幡ヶ谷駅前のサイクルポート
渋谷区:幡ヶ谷駅前のサイクルポート

渋谷区の自転車シェアリングサービス(渋谷区コミュニティサイクル)自体は2017年10月1日に開始されたばかりではあるけれど、既に都内の他区で提供されているサービスがほぼそのまま使える。という点では良くも悪くも特別な驚きはない。

ただし、渋谷区に配備されている自転車は真新しい自転車が投入されているので、サービス提供開始からある程度日数が経過している他区で提供されている自転車をレンタルするのと比較して、快適に移動することができた。(あれ?レンタルの電動アシストつき自転車ってこんなに快適だったっけ?と思った)

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする