日本経済新聞は、ソフトバンクとセブンイレブンがシェアバイクで提携すると報道。
日本経済新聞の報道によると、ソフトバンクの子会社であるOpenStreetが提供する「HELLO CYCLING」(ハローサイクリング)のレンタル・返却ができるポートがセブンイレブンに設置されるとのこと。
2017年11月中にさいたま市(埼玉県)内のセブンイレブン9店で取り組みが開始され、2018年度末までに首都圏・地方都市の1,000店舗で5,000台の自転車設置を目標とされている。
日本経済新聞の報道は以下にて。
セブン―イレブン・ジャパンはソフトバンクと組み、コンビニエンスストアをシェア自転車の貸し出しや返却の拠点にする。月内にさいたま市内の9店で始め、エリアを順次拡大する。2018年度末までに首都圏や地方都市の1000店で5000台を設置する計画で、来店客数の増加につなげる。
セブンイレブンへのシェアバイクポート設置は、先行するドコモ・バイクシェアのサービス利用可能エリア内にて、2017年6月末に100店舗を目標としてポート設置が進められていた。
しかしながら、2017年11月20日時点でセブンイレブンに設置されているポートは、6月末時点での目標値の半分以下となっているなど、順調とは言い難い。
セブンイレブンの「ちよくる」ポート設置が大幅遅れ、達成率は当初予定のわずか10%
また、ソフトバンクグループのソフトバンクコマース&サービスは、中国発のシェアバイク「ofo」と提携を発表、2017年9月以降に東京・大阪にてサービス開始を目指していると発表しながら、2017年11月下旬の時点で具体的なサービス提供に関するアナウンスは無い。
「ofo」は10月半ばに「日本に上陸した」とTwitterにてツイートするも、実際にはサービス提供には至らず、こちらも計画通りの展開とは言い難い。
中国のシェアバイク大手「ofo」がソフトバンクコマース&サービスと提携、東京・大阪で9月以降に
ソフトバンク系の「HELLO CYCLING」とセブンイレブンの提携が順調に進んで行くのか、今後の動向が気になるところ。