JR東日本は、2018年7月3日開催した社長会見にて「グループ経営ビジョン『変革 2027』」を公開、同資料の中で、東京都心と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線」構想を改めて説明している。
■「羽田空港アクセス線」構想
掲載元:グループ経営ビジョン「変革 2027」について (PDF)
羽田空港から新宿駅23分、東京駅18分、新木場駅20分を直通で結ぶ
「羽田空港アクセス線」構想は、羽田空港と東京都心部を直通で結ぶ路線の名称で、新宿駅と羽田空港を結ぶ「西山手ルート」、東京駅と羽田空港を結ぶ「東山手ルート」、新木場駅と羽田空港を結ぶ「臨海部ルート」がの3路線が計画されている。
「西山手ルート」では、新宿駅から羽田空港へのアクセスが約43分→約23分へ、「東山手ルート」では、東京駅から羽田空港へのアクセスが約28分→約18分へ、「臨海部ルート」では、新木場駅から羽田空港へのアクセスが約41分→約20分に短縮される。
それぞれ新宿駅・東京駅・新木場駅〜羽田空港を乗換無しで結ぶことが計画される。
個人的には、新宿駅〜羽田空港方面を移動する機会が多いので、新宿駅から乗換無し、約20分で羽田空港にアクセスできるようになるのは魅力的。(運賃がそれほど高く無ければ…)
新宿から羽田空港方面へのアクセスに関して言うと、バスタ新宿〜羽田空港を結ぶリムジンバスが片道約30分で便利なので、新宿から羽田空港に移動する場合は、バスを選ぶ機会が増えている。
これは、2015年3月に首都高速道路の中央環状線が全線開通したことに伴って同区間の所用時間が短縮された影響が大きい。同路線の全線開通により、羽田空港〜新宿を結ぶバスの所用時間は大幅に短縮された。(特に、日中時間帯で)
■バスタ新宿を出発するリムジンバス