ソフトバンクの通信障害が復旧、エリクソン装置のバグが世界11か国の通信事業者に影響

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ソフトバンクは、2018年12月6日(木)の13:19頃から発生した、ソフトバンクおよびY!mobileのモバイルサービス、固定電話サービス、SoftBank Airが繋がりにくくなる障害が18:04頃に復旧したことを発表。

障害の原因は、エリクソン製のパケット交換機で発生したソフトウェアの不具合が原因で、ソフトバンクと同様に世界11か国の通信事業者でもほぼ同じ時刻に同様の障害が発生したとのこと。

障害の発生時間が4時間45分と長期にわたった上、影響範囲も相当に広範囲であることが予想されるため、総務省への詳細な報告が必要となる「重大な事故」に相当する可能性が極めて高い。

ソフトバンクからのお知らせは以下にて。

2018年12月6日に発生した携帯電話サービスの通信障害に関するおわび | プレスリリース | ニュース | 企業情報 | ソフトバンク
2018年12月6日に発生した携帯電話サービスの通信障害に関するおわび | プレスリリース | ニュース | 企業情報 | ソフトバンク

ベンダーであるエリクソンからも、ソフトバンクの障害情報に関する情報が公開されている。

エリクソンによると、ソフトウェア証明書のバージョンに齟齬があったことが原因の一つとされ、古いバージョンのソフトウェアにロールバックすることで復旧した。

ソフトバンクの障害情報に関するお知らせ

2018年12月6日、エリクソンは、コアネットワーク内のSGSN–MME(Serving GPRS Support Node – Mobility Management Entity)に生じた問題を特定しました。この問題は、本ノードおいて特定の二つのソフトウェアバージョンを利用している、複数の国におけるお客様のネットワーク障害を引き起こしました。