情報漏洩でサービス停止の「宅ふぁいる便」が個人向けサービスを2020年3月末に終了、法人向けは継続

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オンラインファイル転送サービス「宅ふぁいる便」は、2020年3月末に個人向けサービスの提供を終了することを発表。

同サービスは2019年1月に不正アクセスにより利用者のログインパスワードを含む約480万件の情報漏洩が発生し、その後サービスを停止していた。

サービス終了のお知らせは以下にて。

「宅ふぁいる便」サービス終了のお知らせ

当社は、ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」(以下「本サービス」)につきまして2020年3月31日をもって終了いたします。

 本サービスにおける一部サーバーの脆弱性を攻撃され不正アクセスが行われた結果、お客さま情報が外部に漏洩したことについて、ご利用の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。

なお、個人向けの宅ふぁいる便の終了後も法人向けの「オフィス宅ふぁいる便」のサービスは継続提供する。同サービスは、宅ふぁいる便とは別のシステムで運用しており、安全性の確認がとれているという。

宅ふぁいる便に似たサービスとして、Dropboxを通じてファイルを転送する「Dropbox Transfer」が2019年11月にスタートしている。同サービスは、ファイルを受け取る側はDropboxのアカウント登録不要で使える。

Dropbox Transferは送信元は登録が必要。無料ユーザーが送信できるファイルは100MBまでの制限あり。

受取側はDropboxアカウント不要、大容量ファイル転送サービス「Dropbox Transfer」が正式提供
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