NHKおよび日経新聞は、ドコモがサブブランドを通じて月間データ容量20GBで月額3,000円を下回る料金プランを提供する方針と報道。
報道によると、サブブランドによる20GB(月額3,000円以下)を提供すると共に、メインブランドのドコモについても値下げする方針。
NTTドコモ 若者向けブランド設立へ ドコモも値下げ方向で検討 | IT・ネット | NHKニュース
また、主力のドコモブランドでも値下げする方向で、料金プランを見直す検討に入りました。
関係者によりますと、NTTドコモは主力のドコモブランドとは別に新たなブランドをつくる方針を固めました。
なお、ドコモは2020年11月30日付けで「当社が発表したものではない」と、公式発表された内容ではないとするお知らせを掲載している。
ドコモからのお知らせ : 当社に関する一部報道について | お知らせ | NTTドコモ
一部報道機関において、携帯料金の値下げや廉価ブランド導入に関する報道がありましたが、当社が発表したものではございません。
本件につきましては、様々な検討をしているのは事実ですが、決定したものはございません。決定した場合には速やかに発表いたします。
携帯電話料金の値下げを巡っては、KDDIの100%子会社となった「UQコミュニケーションズ」のUQ mobileと、ソフトバンクのサブブランド「Y!mobile」がそれぞれ月間20GBで3,980円からの新料金プランを発表したが、2020年11月27日付けの総務大臣会見では「メインブランド↔サブブランド間の乗り換えハードルを無くして、メインブランドを値下げするべき」と会見で強く主張している。
武田良太大臣の会見内容は以下。
総務省|武田総務大臣閣議後記者会見の概要(令和2年11月27日)
ですから、私はいつも言っているように、利用者の皆さんには、もう1回皆さんが使っている実態を見つめ直してくださいと。使わない部分のために毎月お金を払っているというのが現状なわけですから。それは何のためかと言ったら、皆さんこれを知ってしまったら当然プランを変えると思いますよ。しかし、知らないってことは、よく説明をしてない、また、わかりにくいシステムになっているからだと私は思うんです。
こういったところもしっかりと誠意を見せて、国民の財産の公共の電波を使った事業なわけですから、こういった実態を自ら見つめ直して、改める努力をしてもらうことが私は重要だと思います。それが国民に対する誠意だと思います。あるべき姿だと思います。