ドコモ・au・ソフトバンクのサブブランド移行の手数料無料化・手続簡略化の対応まとめ

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KDDIとソフトバンクは、同社の携帯電話事業におけるメインブランド(au/ソフトバンク)と、サブブランド(UQ mobile/Y!mobile)間を乗り換えする際の契約解除料金、MNP転出に伴う手数料、新規契約に伴う手数料などを無料化・見直しする。

メインブランド ドコモ KDDI ソフトバンク
サブブランド ahamo UQ mobile Y!mobile
乗換手数料の無料化 ahamo開始時より 2021年2月移行 2021年春以降
乗換手続の簡素化 2021年5月頃 2021年夏頃 対応済み(番号移行)

※ドコモの「ahamo」は、2021年3月スタート予定。ドコモでは「新料金プラン」の位置づけ

メインブランド↔サブブランド間を乗り換えする際の手続きについては、メインブランドと比較して料金が割安なサブブランドへの移行を妨げる要因になっているとして、総務省が事業者に改善を求めていた

■料金プラン変更、ブランド間/事業者間乗換えに係る手続一覧
料金プラン変更、ブランド間/事業者間乗換えに係る手続一覧

ドコモ↔ahamo

ドコモは、2021年3月より新料金プラン「ahamo」を提供する。

ahamoは、ドコモの新料金プランとされているものの、ドコモの既存のファミリー割引が適用されないほか、家族間通話の無料が適用されない。また、サービス提供開始からしばらくの間はMNPと同様の手続で乗換が必要になるなど、実質的にはサブブランドと考えた方が理解しやすい。

ドコモ↔ahamoにおける乗換は、ahamoが開始する2021年3月〜5月頃までの間は、ドコモで契約中のプランの解除料金発生なし、事務手数料なしで乗換手続が行える。

なお、ahamoはドコモからの乗換に限らず、新規契約時の事務手数料は無料になる。ただし、契約はWeb限定で受付する予定。

ドコモの計画では、2021年5月からはは通常の料金プラン変更と同様に手続が行えるようになる。このため、手続的な面から「新料金プラン」(但し、既存のドコモ系プランとは多数の相違あり)と言えるようになるのは、2021年5月の予定。

■「ahamo」の新規契約・既存プランからの変更イメージ
「ahamo」の新規契約・既存プランからの変更イメージ

au↔UQ mobile

「au」ブランドを展開するKDDIは、UQコミュニケーションズより承継した「UQ mobile」ブランド間との乗換について、契約解除料・事務手数料などを、2021年2月頃に「見直し」しする。
※au↔UQ mobileの手数料については「見直し」とされており、無料とは明記されていない。

さらに、同夏には料金プラン変更と同様の手続でau↔UQ mobileへの変更に対応する方針を明らかに。

KDDIでは、UQ mobile→auへの乗換(番号移行)については、一定の条件を満たすと契約解除料・事務手数料などを無料としており、これをau→UQ mobileに移行した際にも同様とする。

KDDIのプレスリリースは以下にて。
通信サービスの選択における利便性向上に向け、
「au」と「UQ mobile」のブランド間の移行を円滑化(PDF)

ソフトバンク↔Y!mobile

ソフトバンクは、サブブランドの「Y!mobile」との乗換(番号移行)に係る契約解除料・MNP転出(番号移行)手数料・契約事務手数料を2021年春より無料化する。

ソフトバンクでは、Y!mobile→ソフトバンクへの乗換については「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」により、契約解除料などを無料とする優遇を行っており、これを逆方向(ソフトバンク→Y!mobile)でも対象とする。

なお、契約事務手数料の無料化はオンラインで申込手続をした場合が対象で、店頭で契約する際には従来と同様に3,000円(税別)の手数料が発生する。オンラインで新規契約した際の事務手数料は、キャンペーン扱いでソフトバンク、Y!mobile共に無料となっており、これを通常の対応とする方針。

ソフトバンクのプレスリリースは以下にて。
ブランドのりかえ時の手数料などを刷新(PDF)

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