楽天モバイルは、「Rakuten Link」で個人情報や通信の秘密が漏洩する事故が発生し、総務省から行政指導を受けたことを明らかに。
楽天モバイルのプレスリリースは以下にて。
当社に対する総務省からの行政指導について | プレスリリース | 楽天モバイル株式会社
楽天モバイル株式会社は、当社が提供するコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」をご利用いただいた一部のお客様において個人情報及び通信の秘密の漏洩が発生したことに関しまして、本日付で、総務省より書面による指導を受けたことをお知らせいたします。お客様ならびに関係各位には、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
総務省によるお知らせは以下にて。
総務省|報道資料|楽天モバイル株式会社に対する個人情報及び通信の秘密の保護の徹底に係る措置(指導)
総務省は、本日、楽天モバイル株式会社(代表取締役社長 山田 善久)に対し、同社において生じた個人情報の漏えい及び通信の秘密の漏えい事案に関し、個人情報及び通信の秘密の保護の徹底を図るとともに、再発防止策を含む対策等を早急に講じ、その実施結果を報告するよう、文書により指導しました。
総務省によると、「Rakuten Link」に起因するトラブルは2つの事案があり、個人情報の漏洩が1事案、個人情報および通信の秘密の漏洩が1事案。
第1事案は、「Rakuten Link」アプリケーション上で、既に回線契約を解約した利用者が登録していた情報が、同じ電話番号を付与された新規回線契約者に対して閲覧可能になっていた。
「Rakuten Link」上の登録名、プロフィール画像、連絡先情報が漏洩した。楽天モバイルの発表によると、同不具合によって個人情報が漏洩した人数は1名。楽天モバイルがトラブルを確知したのは2020年10月5日。
第2事案は、「Rakuten Link」を利用した一部のユーザーに、別のユーザーのIDが付与され「Rakuten Link」上の登録名、プロフィール画像、連絡先情報、発着信履歴、チャットの履歴が漏洩した。
楽天モバイルの発表によると、対象となったユーザーは15名。楽天モバイルがトラブルを確知したのは2020年11月13日で、システムメンテナンス中の不具合が原因。
楽天モバイルでは、個人情報や通信の秘密が漏洩した契約者に対して報告およびお詫びを行っているという。
楽天モバイルのサービス詳細・申込は以下にて。
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