eSIMで音声通話に対応するサービスを提供(予定含む)する主要なMVNOのサービスまとめ。
MVNOでeSIMに対応するサービスは選択肢が多くは無く、さらに音声通話に対応するサービスは選択肢が限られる。
現時点で音声通話対応のeSIMサービスを提供中(あるいは提供予定)の主なMVNOサービスは、日本通信、IIJmio、mineoなど。
■eSIMで音声通話対応サービスを提供するMVNOのサービスまとめ
ブランド名/サービス名 | 事務手数料など | 通話料金 | 月額料金 | ネットワーク |
---|---|---|---|---|
日本通信 合理的シンプル 290プラン |
契約事務手数料:3,300円 | 30秒11円 | 1GB 290円〜 | docomo |
HIS モバイル 自由自在プラン |
契約事務手数料:3,300円 | 30秒11円 | 1GB 290円〜 | docomo |
インターネットイニシアティブ IIJmio |
契約事務手数料:3,300円 SIMプロファイル発行料:440円 |
30秒11円 | 2GB 850円〜 | KDDI |
オプテージ mineo(マイネオ) |
契約事務手数料:3,300円 SIMプロファイル発行料:440円 |
30秒22円 | 1GB 1,298円〜 | KDDI |
※IIJmioの音声通話対応eSIMは10月25日に開始予定。
ここで紹介している3社のサービスで月額料金が最も安いのは日本通信の「合理的シンプル290プラン」とHIS モバイルの「自由自在プラン」。音声通話対応のeSIMサービスが月額290円から利用できる。
IIJとmineoは、日本通信と比べると料金的には高めながら、利用するネットワークはKDDIのため、KDDI系以外の通信サービスをメインにしている方は、通信回線の多重化の意味でも契約するメリットがある。
とは言え、データ通信量や料金的には「月額990円で3GB」な、LINEMOやpovo2.0などMNOの料金と比べて料金的にメリットは小さくなる。以下、MNOが提供する月額1,000円以下のプランを紹介。
月3GB使える1,000円前後のプラン比較(MNO)
ブランド | povo | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
プラン名 | povo2.0 | ミニプラン | Rakuten UN-LIMIT Ⅶ |
通信量 | 3GB | 3GB | 3GB |
基本料金 | 980円 | 980円 | 1,078円 |
通信事業者 | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
通話定額 |
5分定額:550円 完全定額:1,650円 |
5分定額:550円 完全定額:1,650円 |
10分定額:1,100円 |
契約方法 | オンライン | オンライン |
オンライン 楽天モバイルショップ |
SIMカード | 物理/eSIM | 物理/eSIM | 物理/eSIM |
備考 | 基本料金は0円で、トッピングとして30日間使える3GBの通信量を購入できる | 通話定額オプションは▲550円×1年間の割引あり |
Rakuten Linkを使うと国内の固定・ケータイ宛の通話が無料に。 料金プランは段階制 |
※各種料金は税込。
eSIM対応機種・iPhone XR以降やPixel 4以降
日本国内向けに販売されるスマートフォンでeSIMに対応しているのは、iPhone XR/XS世代以降および、Pixel 4以降。
■iPhone XR/XS以降はデュアルSIMに対応(写真はiPhone 13 Pro)
2022年に発売されるAndroidスマートフォンでは、MNOが販売するモデルも、物理SIM + eSIMに対応する機種などが増え、eSIM対応機種が拡大している。
一例として、2022年10月3日時点で、ドコモが販売するスマートフォンではXperia 1 IV SO-51C、AQUOS R7 SH-52C、Galaxy Z Flip4 SC-54C、Galaxy Z Fold4 SC-55Cの4機種が対応している。
■ドコモが販売するeSIM対応機種
掲載元:eSIMについて | ドコモUIMカード/ドコモeSIMカード/eSIMについて | お客様サポート | NTTドコモ