KDDI、5G(sub6)エリアを2024年度に現状の2倍に拡大

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KDDIは、2024年2月15日に、5Gエリア展開と通信品質向上に向けた取り組みを明かした。

5Gエリア展開と通信品質向上に向けた取り組み

KDDIは、 2024 年度 に 衛星との干渉回避の対策により、 5G の大容量 ・高品質な 通信に寄与する Sub63.7/4.0GHz 帯) エリアの広さを 2 倍に拡大し、 高速・安定した通信 を提供していきま す。

KDDIは、2023年度末(2024年3月末)までに約34,000局の5G sub6対応基地局の開設を目指しているほか、2024年度には衛星との干渉回避対策によって、sub6エリアを2倍に拡大する方針。
※KDDIのsub6は3.5GHz帯と4.0GHz帯を運用している。

■エリア拡大のイメージ(2023年11月→2024年度1Q)
エリア拡大のイメージ(2023年11月→2024年度1Q)

衛星との干渉条件緩和によるsub6エリア拡大については、2024年度第3四半期の決算発表会でも同様の内容が発表されている。

エリアが2倍に拡大される理由は、物理的な基地局数の増加を主因とするものではなく、衛星との干渉条件の緩和が主な理由のため、工事の遅れなどによる予定の大幅な変更は無さそうなので、2024年度中のKDDI(auなど)の5Gエリア(sub6)拡大に期待したいところ。

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