ドコモ・バイクシェアの電動モビリティは1分15円、広島市で4月から実証実験

本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

ドコモ・バイクシェアは、ハセガワモビリティ(YADEA)と共同で開発した新型電動モビリティを、2025年4月8日から広島市で実証実験として投入する。実証実験は2025年9月30日まで。

ドコモ・バイクシェアのプレスリリースは以下にて。

ドコモ・バイクシェア、広島で新型電動モビリティの実証実験を開始~基町クレドにて出発式を開催~ | 株式会社ドコモ・バイクシェア

株式会社ドコモ・バイクシェア(本社:東京都港区、代表取締役社長:武岡雅則、以下「ドコモ・バイクシェア」)は、2025年2月19日に発表の新型電動モビリティの実証実験を広島市にて2025年4月8日より開始することをお知らせいたします。

実証実験の概要

■実証実験期間
2025年4月8日(火)10:00 0 – 2025年9月30日(火)予定

■規模
台数:100台
ポート数:広島市内35カ所(ぴーすくるの一部ポート)
利用料金:1分あたり15円

■キャンペーン
2025年4月日〜5月7日まで、初回ライド30分無料キャンペーンを実施する

■専用アプリ
http://docomo-cycle.jp/mobility_app

ドコモ・バイクシェアの電動モビリティは、特定小型原動機付自転車に分類される。法律上は16歳以上であれば運転免許不要で運転できるものの、ドコモ・バイクシェアでは安全を重視するため免許証の登録が必須としている。
※ただし、これは運転技術を担保する目的ではなく、交通ルール・マナーを理解していることを確認するのが目的なので、免許を受ける車両の区分については問われない

■利用は免許証が必須(ドコモ・バイクシェア会見より)
免許証が必須

なお、歩道走行が認められる特例モードは搭載しないため、歩道走行はできない。(通常のオートバイと同様に、エンジンを切って手押しすれば歩行者として扱われる)

ドコモ・バイクシェアの電動モビリティで歩道走行ができない旨は、車体ステッカーでもアピールされている。

■「歩道走行できません」をアピールするステッカー
「歩道走行できません」をアピールするステッカー

■車両の基本スペック
型式:S-01 T-IS
モーター:定格出力 350W
サイズ:全長1,550✕全幅590✕ハンドル高さ1,160(ベル1,170)(mm)
バッテリー:48V 14,000mAh
重量:28.6kg
耐荷重:人+貨物=120kg
防水・防塵:IOT : IP67
バッテリー:IPX7
ウィンカー:ハンドル横。安全速度表示灯と兼用・音の発生あり
タイヤ:チューブタイヤ20×1.75インチ 空気圧前後440kPa
制動装置:前後ドラムブレーキ
ハブロック:タイヤの回転が1/4からでロックがかかる。常時ロックではない
サドル:地面から79cm~
シートポスト:メモリ及び数字の印字。サドルは限界値で車体から抜けない構造
貸し借り用QRコード:車体後方
モニター:受電残量(メモリ)と速度の表示のみ
航綄距離:70km ※気温など走行条件によって異なる

ドコモ・バイクシェアが新型電動モビリティ、免許必須で歩道走行は不可
ドコモ・バイクシェアは、電動モビリティ「YADEA」ブランドを展開するハセガワモビリティと共同開発し、車両を発表した。2025年春に実証実験を開始予定。実証実験を行うエリアは明かされていない。 ■ドコモ・バイクシェアが発表した新型電動モビリティ ドコモ・バイクシェ...
安全への配慮、ドコモ・バイクシェアの新型電動モビリティ - 免許必須と歩道禁止の理由
ドコモ・バイクシェアは、ハセガワモビリティ(YADEA)と共同で、2025年春に実証実験として投入予定の新型電動モビリティをお披露目した。 ■ドコモ・バイクシェアが発表した新型電動モビリティ ドコモ・バイクシェアが発表した新型電動モビリティは、ペダルを漕がずに、電...