シェアサイクルのバッテリー交換の実証実験、晴海・月島・豊洲にて4月より開始

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株式会社ドコモ、株式会社ドコモ・バイクシェア、パナソニック株式会社の3社は、電動アシスト自転車をはじめとした、利便性の高い移動手段のシェアサービスや分散充電環境などのインフラ整備に向けた実証実験を共同で行うことに合意。

具体的な取り組みとしては、2016年4月より東京都臨海地区(晴海、月島、豊洲)において、電動アシスト自転車のバッテリーシェアの実証実験を開始。

シェアリングサービス事業者側が用意した予備バッテリーを、店舗やサイクルポートで常時充電し、登録会員が自由にバッテリーを共有できるようになる。

ドコモのプレスリリースは以下にて。

報道発表資料 : NTTドコモ、ドコモ・バイクシェア、パナソニックがバイクシェア事業の普及促進に向けた実証実験を実施 | お知らせ | NTTドコモ

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)及び株式会社ドコモ・バイクシェア(以下、ドコモ・バイクシェア)とパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2020年またその先の社会に向け、電動アシスト自転車をはじめとした、利便性の高い移動手段のシェアサービスや分散充電環境などのインフラ整備に向けた実証実験を共同で行うことを本日合意しました。

■実証実験の概要
名称:電動アシスト自転車におけるバッテリーシェア実証実験
実施内容:実験区域内の複数箇所で電動アシスト自転車のバッテリーを常時充電、登録会員が自由に享有できる環境を構築し、利用者の動向を把握・分席する。
実施期間:2016年4月1日 – 9月30日
実施場所:東京都臨海地区(晴海、月島、豊洲)

■実証実験イメージ
ドコモ、ドコモ・バイクシェア・パナソニックは「バッテリーシェア」の実証実験を開始

ケータイWatchの記事によると、ドコモ・バイクシェアが提供している「ちよくる」などのシェアサイクルサービスは、バッテリー残量を沿革で監視した上でバッテリー切れとなった自転車を人手で回収しており、バッテリーシェアの導入によってバッテリーの交換コストを減らす。としている。
※この点は、サイクルシェアサービスで「バッテリーの少ない自転車」をどう解決するの?という視点で気になっていた。

バッテリー交換できるシェアサイクル、ドコモとパナソニックが実証実験 – ケータイ Watch

現在ドコモ・バイクシェアが提供しているシェアサイクルでは、バッテリー残量を遠隔で監視して、バッテリー切れとなった自転車を人手で回収している。バッテリーシェアを導入することで、回収にかかるコストを減らす狙い。将来的にはバッテリーを活用し、携帯電話の充電や災害時の予備電源に利用することも視野に入れているという。

ただし、ケータイWatchによると、4月より開始されるバッテリーシェアの実証実験は「江東区臨海部コミュニティサイクル」とは別のサービスとして提供されるとのこと。

ドコモ・バイクは都内4区などでサイクルシェアリングサービスを展開しており、2016年2月1日からは千代田区、中央区、港区、江東区の4区合同でサービスが利用可能となる「広域実験」を開始。2016年5月より正式に相互乗り入れが可能となる予定とされている。
関連エントリ:都内4区で広域利用実験が開始されたコミュニティサイクルを試して感じた課題 | shimajiro@mobiler

今回発表された「バッテリーシェアの実証実験」と似たような仕組みは、台湾のスマートスクーター(電動バイク)「Gogoro」が台北市や新北市などでサービスを展開している。

Gogoroでは、台北市や新北市などに設置されたバッテリーステーションにてバッテリーを「交換」することができる。(自宅などで充電するのではなく、ステーションで交換する方式)

■台湾のスマートスクーター「Gogoro」
台湾のスマートスクーター「Gogoro」
台湾のスマートスクーター「Gogoro」

■「Gogoro」充電ステーション
「Gogoro」充電ステーション
Gogoroのバッテリー

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