WILLCOMの商品発表会にて発表のあった『だれとでも定額パス』(WX01TJ)の発売日が7月31日(水)の予定であることが発表された。
WILLCOMのプレスリリースは以下より。
「だれとでも定額パス<WX01TJ>」の発売について | ウィルコム(WILLCOM)
株式会社ウィルコムおよび株式会社ウィルコム沖縄は、「だれとでも定額パス<WX01TJ>」(TJC株式会社)の販売を2013年7月31(水)より開始いたします。
なお、販売に先立ち、予約受付を2013年7月18日(木)より開始いたします。
『だれとでも定額パス』はオープン価格となっており、WILLCOM NET SHOPでは端末代一括23,520円。24回分割払いした場合の端末代負担は980円/月。W-VALUE割引が980円/月なのでいわゆる『実質0円』として販売される。
『だれとでも定額パス』は、月額490円/月の『パス専用プラン』が提供されるため、毎月の通信料を非常に安く利用することが可能。
※980円/月の『だれとでも定額』は申込必須ではなく、オプションなので不要であれば申込しないことも可能。
標準的な組み合わせの場合の毎月の代金は以下。
端末代割賦代金:980円/月 (一括23,520円、24ヶ月)
W-VALUE割引:▲980円/月 (最大24ヶ月)
パス専用プラン:490円/月 (契約期間3年)
だれとでも定額オプション:980円/月
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合計支払金額:1,470円/月
月額料金としては『Androidスマートフォンに約+1,500円/月でだれとでも定額が使える』というイメージになる。
本体価格が一括23,520円となっており、『だれとでも定額パス』の本体機能から考えると少々割高に感じる。という部分はありつつも『他社スマートフォンに +1,500円/月でだれとでも定額が使える』というのは価格的には安く設定されているように思う。
ただ、『だれとでも定額パス』の利用には『だれとでも定額パス』本体と、Androidスマートフォン側のアプリケーションを組み合わせて利用する必要があり、音声発信&着信の際は、通常の電話機単体での操作と比べると少々手間が大きい。という点はあるかと思うので、そういった点を含めて価値があるかを判断すべきかなと(^ ^;
『だれとでも定額パス』は新端末発表会で『他社スマートフォンの音声ARPUを奪うために投入する』と紹介されており、PHS本体 + スマートフォンアプリというユニークな(やや強引な)方法によって実現されていることなどを含めて、興味深い端末。
関連エントリ:『他社音声ARPUを奪う』ためのWILLCOMの飛び道具『だれとでも定額パス』をレポート | shimajiro@mobiler
個人的にネックなのは『パス専用プラン』の契約期間が3年間と長期間になっていることと、『W-VALUE割引』の割引対象から基本使用料が外れてしまっていること。
※W-VALUE割引の対象対象から基本使用料が外れるようになったのはいつからだろう…。
WILLCOM NET SHOPでの販売ページは以下より。