Feedly Proの『Lifetime Edition』($99で生涯利用可能)に申込してみたので、現段階で利用可能な有料機能のレビュー。
■Feedly Pro(Lifetime Edition)に登録完了
- 記事内検索機能
- Evernote連携
- httpsによる接続のサポート
- プレミアムサポート
まずは記事内の検索機能について。
基本的には日本語の検索も問題無く利用可能だけれど、まれにエラーになることがある。
■検索ワード”Xiデータプランにねん”で検索
個人的には、現時点で使える有料機能の中で最も価値のあると思っているのが検索機能で、有料限定でもこの機能が追加されたのは非常に嬉しい。
もう一つ嬉しいのは、Feedlyの記事検索の仕様。Google Readerでは検索ワードを入力した状態で、検索対象(スターを付けたエントリ/登録済みフィード全体など)を選択する必要があり、当人の操作としては『スターを付けた記事の中から検索』を想定しながらも、範囲の指定を忘れたために『登録済みのフィード全体から検索』を実行してしまうことが、しょっちゅうあった。
Feedlyの場合は『Saved For Later』を表示させた状態で検索を実行した場合、自動的に検索の対象が『Saved For Later』のみに絞られた状態で検索が行われるので、個人的にはこの仕様の方が自然で好み。
反面残念なのは、今のところ検索機能にはショートカットの割当が無いので、検索を行う際はマウスカーソルを検索ボックスまで移動させた上で検索ワードを入力する必要があり、Google Readerで利用可能だった”/”キーによる検索などがサポートされたら嬉しいなと。
※あるいは、ショートカットキーのカスタマイズが可能になる。というのは今後ありえそう。
記事検索と合わせて期待していたのは『Evernote連携』機能で、これもFeedly Proに登録することで利用可能となる。
Webサイトでは『One-click save』と紹介されているEvernote連携だけれど、実際には最低でも2クリックが必要になる。
■Feedlyでフィードを閲覧中、記事のヘッダ部分にEvernoteの像が表示される
■Evernoteの像をクリックすると、ノートブック一覧が表示される
※初回はEvernoteとの連携に必要な認証を行う必要がある。
ノートブック一覧から、保存するノートブックを選択すると、すぐにEvernoteにデータが保存される。
試しに自分のエントリをEvernoteに放り込こむと、以下のような状態で保存された。
■Evernoteに保存される情報
WebサイトのCSSなどは無視され、シンプルな状態で保存される。
『本来のWebサイトっぽくない』という点では少々寂しいけれど、これはこれでレイアウト崩れなどの問題が発生しにくい。という点では使い勝手が良いかもしれない。
Evernote連携は『One-Click save』と記載されていたけれど、実際には
(1)Evernoteのアイコンを選択する
(2)保存するノートブックを選択する
という二手間が必要になり、少々手間を感じる。個人的には『ノートブックの選択』は不要で、既定のノートブックに放り込んでくれた方が有り難いなと(^ ^;
前述の検索機能と同じく、こちらもショートカットによるキー割当はされていないので、有料ユーザ限定でも良いのでショートカットで割当が可能になったら嬉しい。
続いて、httpsのサポート。通常はhttpでアクセスするFeedlyのサービスのURLを『https』にすることで、httpsによるアクセスが可能になる。
ただ『常にhttps接続を使用する』などの設定が無いのは、少々不便に思うところで、今後設定などに追加されると嬉しいなと。
Feedlyに有料登録をしたけれど、アカウントが有料に切り替わらなかったので、サポートにメールで問い合わせをしてみると、1時間以内に返事があり、
『一度ログアウトしてから再度ログインを試して欲しい』
とのことで、この通り試してみたら問題無くアカウントがProに切り替わった状態で利用が可能になった(^ ^;
質問内容としてはよくある内容だったのかもしれないけれど、回答が適切かつ、回答までの時間が1時間以内と迅速だったのは個人的な経験としては非常に満足できる対応だった。
※当然、時差や営業時間などなどの関係で時間がかかるということはあるのだろうけれど…。
有料機能の無料お試しも無いなかで、半分は『お布施』的な意味合いを含めて有料登録したFeedly Proだけれど、個人的には記事検索機能が利用可能になったので満足。
ただ、記事検索機能自体はGoogle Readerでは無料で提供されていたので、Feedly ProにはGoogle Readerでは使えなかった新しい機能にも期待したい。というのはホンネのところ。
Feedly Proは先着5,000ユーザ限定の『Lifetime Edition』が24時間以内に売り切れとなってしまっており、一般ユーザに向けた『Feedly Pro』の提供開始は今秋を予定されているので、一般ユーザへの提供開始タイミングまでに機能追加や使い勝手改善などが行われることに期待したいなと。
FeedlyのAndroid版アプリ(無料)は以下より。
Feedly. Google Reader News RSS – Google Play の Android アプリ
iOS向け(同じく無料)は以下より。
Feedly: Your Google Reader, Youtube, Google News, RSS News Reader 16.1.542(無料)
カテゴリ: ニュース, エンターテインメント
販売元: DevHD – DevHD Inc(サイズ: 10.2 MB)