ドコモから販売されているiPhoneを購入した回線では『パケット定額オプションに加入した状態で、ISPサービスであるspモードを解約できない』というサービス仕様になっていることが確認できた。
⇒ドコモショップでspモードのみ解約の手続をしようとしたところ、iPhoneの契約の場合はISPのみの解約が不可能と案内され、その後ドコモの総合案内にて誤りではないことを確認。
ドコモのiモード、Android端末、データ通信端末などを契約している場合は、パケット定額オプションとISPサービスは切り離して契約することが可能となっており、例えばAndroid端末やデータ通信端末では、ISPとしてdocomoのmopera Uではなく、OCNなどのプロバイダも選択可能なため『パケット定額オプションに加入しながら、ドコモの提供するISPサービスに加入しない』という契約が可能。
一方で、ドコモのiPhoneについては、契約可能なISPがドコモの提供する『spモード』のみとなっているため、『ISPサービスのみを解約する』という手続ができず、ISPサービスを解約する場合はパケット定額オプション(Xiパケ・ホーダイ for iPhone)についても解約扱いになってしまうとのこと。
ISPサービスの解約に伴ってパケット定額オプションが廃止されることは、通常それほど大きな影響は無いとも言えるけれど、『数ヶ月間回線を使わないので、月々サポートを残してISPだけ解約したい』というような場合には、iPhone以外と比べて維持費が高くなってしまう(ISP料金だけなので、金額としては大きな金額では無いけれど…)
その他、2014年1月31日迄受け付けている『Xiパケ・ホーダイダブル』への変更も、iPhoneを契約した状態で選択可能なパケット定額オプションが『Xiパケ・ホーダイ for iPhone』のみとなっているため、通常は変更不可能となっている。
ドコモのiPhoneに関する一連のサービス仕様を鑑みると、iPhoneは『ドコモのiPhone』ではなく、『ドコモの販売店で販売しているAppleのiPhone』という要素が強いなぁ…というようなことを思ったり。