ドコモの新料金プランはお得になるのか?をシミュレーションしてみた。
■前提条件
音声回線:3回線
データ回線:4回線
■現行プランでの料金概算
プラン | パケット定額 | 通信量 | 月額料金(概算) | 備考 |
---|---|---|---|---|
タイプXiにねん | Xiパケ・ホーダイ ライト | 3GB | 6,598円 | |
タイプXiにねん | Xiパケ・ホーダイ ライト | 3GB | 6,598円 | |
FOMA プランSS | パケ・ホーダイダブル | 0GB | 1,410円 | ほとんど通信しない |
Xiデータプラン フラット にねん | 7GB | 4,094円 | プラスXi割適用 | |
Xiデータプラン フラット にねん | 7GB | 4,094円 | プラスXi割適用 | |
Xiデータプラン フラット にねん | 7GB | 4,094円 | プラスXi割適用 | |
Xiデータプラン フラット にねん | 7GB | 6,156円 | ||
音声サービス合計 | 6GB | 14,606円 | ||
データサービス合計 | 28GB | 18,438円 | ||
合計 | 34GB | 33,044円 |
※画像版はこちら
※金額は税込/ISP料金は含まない/月々サポートによる割引は考慮しない
現行の料金プランでは、月々サポートによる割引考慮前の状態で、料金合計が約33,000円。
音声サービス&データサービスの合計通信量は34GBで、この容量を毎月使い切っているかと言えば、ドコモ以外に契約しているWiMAX回線なども多数ある状態なので、正直に言うとかなり残している状態。(正確な容量については不明)
続いて、変更後の料金プランの概算。
音声回線2契約についてはカケホーダイに変更、FOMA契約については現行契約のまま契約を変更しない前提で計算。
■変更後プランの料金概算(パケットパック以外)
プラン | パケット定額 | 通信量 | 月額料金(概算) | 備考 |
---|---|---|---|---|
カケホーダイ | パケットパックに依存 | 0GB | 2,916円 | |
カケホーダイ | パケットパックに依存 | 0GB | 3,456円 | シェアオプション代含む |
FOMA プランSS | パケ・ホーダイダブル | 0GB | 1,410円 | ほとんど通信しない |
データプラン(スマートフォン) | 0GB | 2,376円 | シェアオプション代含む | |
データプラン(スマートフォン) | 0GB | 2,376円 | シェアオプション代含む | |
データプラン(スマートフォン) | 0GB | 1,836円 | シェアオプション代含む | |
データプラン(スマートフォン) | 0GB | 1,836円 | シェアオプション代含む | |
音声サービス合計 | 0GB | 7,782円 | ||
データサービス合計 | 0GB | 8,424円 | ||
合計(パケットパック合算前) | 0GB | 16,206円 |
※画像版はこちら
※金額は税込/ISP料金は含まない/月々サポートによる割引は考慮しない
パケットパックを適用する前の月額料金の合計額が約16,000円となった。
現行プランでの月額料金合計が約33,000円となったため、パケットパックの定額料金が17,000円を下回れば、料金的には新料金プランの方が安くなる計算になる。
■パケットパック考慮後の料金概算
プラン | 通信容量 | 定額料 | 月額料金(概算) | 現行プランとの差額 |
---|---|---|---|---|
シェアパック10 | 10GB | 10,260円 | 26,466円 | -6,578円 |
シェアパック15 | 15GB | 13,500円 | 29,706円 | -3,338円 |
シェアパック20 | 20GB | 17,280円 | 33,486円 | 442円 |
シェアパック30 | 30GB | 24,300円 | 40,506円 | 7,462円 |
※画像版はこちら
※金額は税込
新料金プランで契約するパケットパックが『シェアパック20』(20GB)以上になる場合、通信料は現行の料金プランよりも値上がりになり、『シェアパック15』(15GB)以下の場合は通信料は現行プランよりも下がりになる。
結論から言えば、ドコモ回線のデータ通信量については15GB/月で十分足りると計算できるので、自分のケースでは『新料金プランで値下げが可能』な見込み。
上記のシミュレーションは、毎月の月額基本料金にのみフォーカスしているけれど、新料金プランでは、音声通話が日本全国かけ放題になる『カケホーダイ』が利用可能になるため、音声通話の通話料を気にせずに利用可能となるのも、新料金プランならではのメリット。
個人的には音声通話はそれほど多用する方ではないけれど、メールなどのテキストによるコミュニケーションよりも、音声通話で同期的にコミュニケーションした方が手っ取り早いケースが多いことも事実なので、音声通話の完全定額については嬉しいところ。
特に、スマートフォン&音声通話の連携については、サービス側でも連携が強化されつつあり、例えば旅行中に予約するホテルのWebサイト上からカンタンに音声発信ができるようになっている等、『スマートフォンで調べて音声通話する』ためのフローが、いろいろなサービスで整いつつある。というのも、『スマートフォンで音声通話定額』の持つメリットと思う。
※当然、iモード端末でも同じようなことは実現できていたけれど、スマートフォンが普及して以降、『スマートフォンで情報を調べて音声通話』を意識しているサイトが増えているように感じるので。。。
そんなわけで、基本料金だけを見ると『高い』と思わざるを得なかったドコモの新料金プランだけれど、パケット通信量さえ過大にならないように気をつければ、自分の場合はトータルでの支払金額を下げることができそうなので、契約している回線の大部分は新料金プランに移行する予定。
※FOMA音声プラン + Xiデータ回線でプラスXi割は1セット残す可能性はあるけれど。