シンガポールを拠点とするLCC「Scoot」(スクート)は、2015年9月より定期便の全路線をB787型機に統一。ScootのB787型機は、LCCとしては珍しくエコノミークラスの座席であっても有料オプションとして電源&機内Wi-Fiが利用可能となっている。
■Scootの電源や機内Wi-Fiに関するチラシ
座席電源サービスは、Short haul(4時間以内のフライト)で5ドル、Long haul(4時間以上のフライト)で8ドル。航空券購入時に有料オプションとして購入できるほか、搭乗後の機内でも購入が可能。電源は座席の下にあるので見つけにくい点は注意。
■Scootの座席電源
機内Wi-Fiの料金は1時間(11.95ドル)/3時間(16.95ドル)/24時間(21.95ドル)の3つ。
いずれのプランでも「利用開始からn時間」の間、機内Wi-Fiが利用可能。なお、通信量に制限は設けられていない。
Scootの機内Wi-Fiに関する紹介はScootのWebサイトにて。
LCCは座席間隔の狭さや遅延の多さなどが懸念されることが多いけれど、Scootは他のLCCと比べて座席間隔に余裕のあるレイアウトとなっており、なおかつ機体も最新のB787型機を導入、エコノミークラスでも電源&通信量制限の無いWi-Fiサービスが利用可能となっていおり、個人的には非常に使いやすいエアラインの一つ。(成田 〜 台北間が安くセールになることも多い)
なお、ScootBizでは座席電源の利用は無料。Wi-Fiサービスについては有料となっている。