機種変更なら月額2,200円で「月間容量制限なし」 – Pocket WiFi 305ZTのメリット・デメリットまとめ

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ワイモバイルオンラインストアにて、Pocket WiFi 305ZT(アウトレット)が本体代一括9,800円、月額料金が機種変更時で月額2,242円、新規契約時は月額2,980円となるタイムセールが開催されているので、キャンペーンのメリット&デメリットまとめ。
※キャンペーンはPocket WiFi 303HWも対象となっているけれど、今回はPocket WiFi 305ZTに絞ってご紹介。

ワイモバイルオンラインストアのタイムセール(夜21時から翌朝7時まで)は以下にて。
オンラインストア限定タイムセール! | Y!mobile(ワイモバイル)

■タイムセール開催時刻
夜21:00 -翌朝07:00まで

■Pocket WiFi 305ZT
本体代:一括9,800円(税込)
料金プラン:Pocket WiFiプラン L(さんねん)
月額料金:新規契約時 2,980円/月 機種変更時 2,242円/月
※月額料金は税込、商品状態はアウトレット

メリット:月間容量制限ナシで月額2,242円からと激安

キャンペーン対象となっているPocket WiFi 305ZTは、月間の通信量制限のない「アドバンスモード」に対応しており、305ZT本体を「アドバンスモード」に設定すると、接続可能な通信方式がAXGPに限定される代わりに、月間の通信容量に基づく速度制限は行われない。
※ただし、直近3日間の通信量が3GBを超えると通信速度が制限されるので「完全無制限」では無い。

通常、アドバンスモードでは「アドバンスオプション」として有料のオプション料金が必要となるものの、キャンペーン対象となっている305ZT向けの料金プラン「Pocket WiFiプラン L(さんねん)」では、アドバンスモード利用時に追加のオプション料金が発生しない。

■Pokcet WiFiプランL:アドバンスモードのオプション料金が無料
Pocket WiFiプランL:アドバンスモード利用時のオプション料金が無料
掲載元:アドバンスモードとは何ですか? | よくあるご質問 | ワイモバイル

このため、キャンペーン対象となっている305ZTは月額2,200円台と非常に安い料金で「容量制限なし」のモバイルWi-Fiルータを利用することができる。
※特に、今回のキャンペーンでは機種変更の方が料金が安くなる。

ワイモバイルの「Pocket WiFiプランL」では通常の月額料金が税別4,380円(各種割引後)となっており、今回のキャンペーン価格である「機種変更で月額2,242円」は、単純計算すると通常価格の半額以下。また、通常は40,000円を超える本体代が一括で9,800円となるのは、アウトレット扱いとは言え格安。

デメリット:直近3日間の通信量が3GBを超えると速度制限/契約期間が3年間と長期間

キャンペーン特有のデメリットではないけれど、305ZT向けの「Pocket WiFiプランL」では、直近3日間の通信量が3GBを超えた場合、通信速度制限の対象となる。このため「モバイルで完全に容量無制限」という使い方ができるわけではない。
※ちなみに、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+についても「月間容量制限なし、直近3日間の通信量3GBで速度制限」となっているため、閾値についてはUQとほぼ同じ。

ワイモバイルの305ZTは、発売開始されてからしばらくの間「容量制限なし」(直近3日間の通信量に基づく制限もなし)と紹介されて販売されていたため、実際に速度制限を適用するようになってから、利用者の反発が大きくなるなどの騒動も過去に発生していた。
関連エントリ:ワイモバイル向けの「305ZT」直近3日間の通信量に基づく速度制限を実施 | shimajiro@mobiler

ワイモバイルでは、直近3日間の通信量が3GBを超えた場合に実施する通信速度の制限について詳細を発表しておらず、速度制限については今後厳しくなる可能性も、制限が緩くなる可能性のどちらもありえるのが悩ましいところ。

また、Pokcet WiFiプランL(さんねん)はその名の通り契約期間が三年間と長期間で、三年間の契約期間中に解約すると税別9,500円の違約金が発生する。違約金の金額そのものは、モバイル向けのデータ通信契約の中では平均的ではあるけれど、契約期間が三年間と長期間なのがネック。

305ZTは2014年10月に発売された機種のため、仮に2016年3月から三年間の契約を満了したと仮定すると、契約満了タイミングは2019年の3月前後となり、発売開始から5年半もの期間が経過することになる。

この間、モバイルデータ通信の通信速度はより高速化することが予想されるものの、契約から三年間の間に解約すると、違約金の発生対象となってしまうのは残念なところ。(もしかしたら契約途中に機種変更を促すようなキャンペーンが提供される可能性はあるけれど…)

そんなわけで、一言でまとめると月額料金が格安で「月間容量制限なし」の回線を契約できることは大きなメリットと言える一方で、契約期間が三年間と長期間であり、なおかつ「直近3日間で3GB」を超えた場合の通信速度制限によって使い勝手が大きく変わってくる。という点が心配なところ。

ワイモバイルオンラインストアのタイムセール(夜21時から翌朝7時まで)は以下にて。
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