UQコミュニケーションズは、2019年10月からの電気通信事業法の改正に伴う新料金プラン新「ギガ放題」を提供する。
新「ギガ放題」では、契約期間縛りが無いプランの月額料金が4,050円(税別)、定期契約(二年契約)ありが3,880円。
従来の「ギガ放題」は契約期間が3年以上のプランを対象に、au 4G LTEのネットワークにも接続できる「ハイスピードプラスエリアモード」のオプション料金1,005円が無料になる特典が提供されていた。
■「LTEオプション」無料対象料金プラン
・UQ Flatツープラスギガ放題 (3年):月額4,380円
・UQ Flatツープラス (3年):月額3,696円
■ハイスピードプラスエリアモード(W03)
しかし、新「ギガ放題」は契約期間3年以上のプランが提供されないため、同オプションを無料で使えるプランが廃止される。
WiMAX 2+のネットワークは、ドコモ・KDDI・ソフトバンクの4G LTEネットワークと比べると地下鉄や地下街のほか、高速移動中、都市部以外で圏外になったり通信品質がイマイチだったりすることがあり、そういったシチュエーションでも「ハイスピードプラスエリアモード」に設定すると、快適なデータ通信が利用できることがあった。
一例として、宮古島(沖縄)のホテルでWiMAX 2+が圏外→ハイスピードプラスエリアモードでデータ通信が可能だった例を以下にご紹介。
■宮古島(沖縄)のホテルでWiMAX 2+が圏外だった
■ハイスピードプラスエリアモードで接続するとエリア内に
ハイスピードプラスエリアモードは、同モード設定時のデータ通信量が月間7GBを超えると、当月末まで通信速度が最大128kbpsに制限されるというデメリットはありつつ、容量の範囲内で使う分にはカバレッジの面での心配が不要になるメリットがあった。(あくまで、auの4G LTEのエリア内で。)
新プランでは、ハイスピードプラスエリアモードを使った月はLTEオプションの料金がそのまま発生するので、WiMAX 2+サービスを長く利用する予定で、なおかつハイスピードプラスエリアモードを頻繁に使う場合には、9月末までに契約期間3年以上のプランで申し込みすることをオススメ。