ソフトバンク回線をLINEMOに切り替えしてみたので、切り替えの手順や注意事項などなどをご紹介。
ソフトバンク→LINEMOへの切り替え申込みは、オンライン上でプラン変更のような手続きで完了する。ブランド間の変更に伴う事務手数料やMNP予約番号の払い出しは不要。
ただし、ソフトバンク→LINEMOへののりかえをスムーズに行うためには、変更前のソフトバンクの契約で「My SoftBank」上の契約者情報(住所など)を、切り替え申込みの前日までに最新情報にする必要がある。
LINEMOのWebサイトは以下にて。
LINEMO(ラインモ)
上記のLINEMOのWebサイトから、「今すぐ申し込む」>「今の電話番号をそのまま使用する」>現在利用中の携帯電話会社「ソフトバンク」を選ぶと、ソフトバンクからLINEMOへ移行できる。
■ソフトバンク→LINEMOに移行
ソフトバンク→LINEMOへの変更に関する注意事項として、キャリアメールが引き継ぎできないほか、Yahoo!プレミアムの割引終了または解約、「ソフトバンクまとめて支払」で支払中のサービス・コンテンツが契約終了となる。
一方、トクするサポートやあんしん保証パックについては自動的に解約されないので、解約する場合はMy SoftBankで個別に手続きを行う。
ソフトバンク→LINEMOに変更する月のソフトバンクの月額料金は日割りされない(満額発生する)ため、タイミングとしては毎月末に変更を行うのがお得になる。
各種注意事項の確認を終えたら、LINEMOの料金プランやSIMカードを選択する。
SIMカードは(物理)SIMカードまたはeSIMから選ぶ。(物理)SIMカードは、契約終了後にSIMカードが発送される。ソフトバンクからの乗り換えで契約してみたところ、申込みの翌日に発送、翌々日にSIMカードを受け取りできた。
なお、eSIMについては”上級者向け”の位置づけとされているので、他社サービスなどなどでeSIMに慣れていない方は注意。
ソフトバンクからののりかえは、SMSによる電話番号認証と、「My SoftBank」へのログインが必要。ソフトバンク→LINEMOへののりかえは、契約者情報・支払情報などを引き継ぎできるので、のりかえの際の本人確認書類を省略できるなどのメリットもある。
■SMSによる電話番号認証、My SoftBankへのログインが必要
ソフトバンク→LINEMOののりかえは、初めての作業でも10分程度で完了した。実際にLINEMOへののりかえを完了させるには、回線切り替えの作業が必要となり、この作業を完了するまではソフトバンクの回線が引き続き利用できる。
SIMカード受取後:回線切り替えが必要
ソフトバンク→LINEMOの切り替えは、回線切り替えの手続きを行って完了となる。
回線切り替えの手続きは、「0800-919-3488」(10:00-19:00)に電話し、ガイダンスに従って操作を行う。
このとき、
・LINEMOに切り替えする電話番号(ソフトバンク回線の番号)
・暗証番号
の入力が必要。手続きの受付後、1〜2時間程度で切り替えが完了する。と案内があるものの、実際には5分ほどで手続きは完了するケースもある。
■LINEMOへの切り替え完了
切り替え完了後、SIMカードをiPhone 12 miniに入れたところ、APN設定などなどは不要で、すぐにインターネット接続が可能になった。
■iPhone 12 mini、APN設定など不要で利用可能に
端末再起動を促すメッセージが届くので、メッセージ通りに再起動しておいた方が無難。
■再起動を促すメッセージ
なお、LINEMOのAPN設定は以下の通り。
■LINEMO:APN設定内容
名前:LINEMO
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:lm
パスワード:lm
MCC:440
MNC:20
認証タイプ:CHAP
APNタイプ:default,mms,supl,hipri
掲載元:AndroidのAPN設定|手続き方法|【公式】LINEMO – ラインモ|格安SIM
公式サイトによると、上記設定でもテザリングができない場合には「MVNO種別」の項目を「SPN」にすることで解消する場合があるとのこと。
LINEMOは、スタート時から提供している20GBで2780円のプランに加えて、月間3GBで990円の「ミニプラン」を追加している。
小容量向けに割安なプランが追加されているので、キャリア品質(ソフトバンクと同等)の通信回線が割安な料金で利用できる。
LINEMOのWebサイトは以下にて。
LINEMOのサービス紹介・申込は以下にて。
LINEMO