日本ではNetFrontなどのブラウザを提供しているACCESSが、Plamのソフトウェア部門PalmSourceを買収したのが2005年の9月。
ACCESS、Palm OS開発の米PalmSourceを買収
その後、2006年12月にACCESS Linux Platform(ALP)の開発が最終段階とされてから二年が経過して、ようやくALP搭載端末がロシアで発売されるというニュースが入ってきた。
ALPが発表された時は今ほどスマートフォンの選択肢も広くなく、Palmで動いたソフトウェアが携帯電話で動くなんて面白いなー。という具合に、もとPalmユーザーとしては歓迎だったが、二年の間にイーモバイルからWindowsMobile端末は出るわ、W-ZERO3は[es]からWILLCOM 03(WS020SH)になるわで、大きな変化があったので、今更Palmって言われてもどうなんだろう。というのは率直な感想。
ただ、ここの記事の画像を見る限り、WILLCOM 9で搭載されているようなACCESS製のウィジェットが動いているようなので、Palmで動いていたソフトが動きますよ!というのは実は元からそんなにウリにしていないのかもしれないし、ACCESS社のWebサイトを見る限りそう見える。
もとPalmユーザとしては少し寂しいけれど、Palmの設計思想を受け継いだUIのOSという位置づけなのだろう。