Googleがモトローラの端末部門を買収

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Googleがモトローラ・モビリティを買収。
というニュースが、日本時間15日(月)の夜に発表された。

Google公式Blogでの発表内容は以下。
Official Google Blog: Supercharging Android: Google to Acquire Motorola Mobility

これまでGoogle製端末として、「Nexus」シリーズを投入しながらも、実態としてはHTCやSAMSUNGがOEMで製造していたわけで、Googleが端末メーカーを買収。というニュースには驚いた。

ケータイWatchでの記事は以下。

グーグル、モトローラ・モビリティを買収 – ケータイ Watch

グーグルの公式ブログでは、Androidに対する特許紛争が増加しているとして、今回の買収はグーグルの保有する特許群を強化し、マイクロソフトやアップルなどからの申し立てに対抗するための施策の一環、としている。

特許紛争関連の訴訟に対抗するため。とは言うものの、モトローラ以外のAndroidスマートフォンメーカーにしてみれば、OSの提供元であるGoogleが、端末メーカーを買収してしまったわけで、今後、SAMSUNG、HTCなどのAndroidスマートフォンメーカーのAndroidへの取り組みに関する姿勢にも影響しそう。

Androidスマートフォンメーカーのコメントとして、買収発表の直後に以下のようなコメントを出してはいるけれど、本当に『特許紛争に対抗するため』だけに役割を絞ることができるのか、それとも他のAndroidスマートフォンメーカーのAndroid提供に悪影響が出るのか?は今後の動きを見守っていきたいところ。

このほかグーグルでは、Androidで協力関係にある携帯電話メーカー各社のコメントをとりまとめている。サムスン、ソニー・エリクソン、HTC、LGの各社トップから、今回の買収を歓迎する、というコメントが寄せられている。

個人的には、現時点で一気にAndroid OSから別のOSにスイッチする。という流れがあるとは思えないけれど、WindwsPhoneなどの代替OSの完成度が高くなったら、端末メーカーのAndroid OS離れ。という事もありえるんじゃないかと思っている。

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