関空を拠点にするLCC、Peachが機内持込手荷物に関する約款を変更し、規制を強化(というよりも、ルールの明確化)する方針であることを発表している。適用は4/22搭乗分より対象。
Peachの発表は以下より。
Peachでは、航空保安検査の強化および機内安全向上のため、国内・国際旅客運送約款を改定致します。
また、この改定にともない、各空港チェックインカウンター前および搭乗口前で、お客様の手荷物状況を確認させていただく場合がございます。
規定を上回る(個数やサイズ、重量等)手荷物をお持ちのお客様には、お預けいただくようお願いする場合がございます。
変更前 | 変更後 |
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1. 当社が機内持込みを特に認めたものを除き、旅客が客室内に持ち込むことができる手荷物は、旅客が携帯し保管する当社規則に定められた身の回りの物品(ただしそれらの三辺の和の総計が115cm(45インチ)以内であること)の他、当社規則に定める物品で、客室内の収納棚又は旅客の前の座席の下に収納可能なもの(三辺の和の総計が115cm(45インチ)以内であること)1個とし、かつそれらの重さの総計が10キログラム(22ポンド)以内とします。ただし、当社が、客室内に安全に収納できないと判断した手荷物は、客室内に持ち込むことはできません。 | 1. 当社が機内持込みを特に認めたものを除き、旅客が客室内に持ち込むことができる手荷物は、旅客が携帯し保管する当社規則に定められた身の回りの物品(ただしそれらの三辺の和の総計が115cm(45インチ)以内であること)1個の他、当社規則に定める物品で、客室内の収納棚又は旅客の前の座席の下に収納可能なもの(三辺の和の総計が115cm(45インチ)以内であること)1個とし、かつそれらの重さの総計が10キログラム(22ポンド)以内とします。ただし、当社が、客室内に安全に収納できないと判断した手荷物は、客室内に持ち込むことはできません。 |
変更後の約款(4/22より適用)では、キャリケースなどのメインの手荷物1個のほか『身の回りの物品』の個数が1個であることが明記されており、ジェットスターやエアアジアなどと基本的には同じルールになっている。
※厳密には、会社毎に重さの違いがあるけれど…。
LCCの機内持込に使っているキャリーケースは『カリマー エアポートプロ40R』(Amazon)だけれど、ケースだけで3kgの重さがあり、各社の重量規定を考えると、もっと軽量のケースがあったらなぁ…と思って探しているところ。
日本国内線に就航しているLCC各社の機内持込可能な手荷物については、以下エントリでまとめているのでご参考まで。