毎月の通信料から一定額を割引する『月々サポート』の対応機種が、iモード端末(対応機種は一部)にも拡大している。
ドコモの月々サポートに関する説明ページは以下より。
『対象機種のご購入』に、iモードケータイ・スマートフォン・タブレットなどと記載されおり、iモードケータイでも月々サポートが適用可能になっている。
※対象機種の拡大は5月から開始したとのこと。
月々サポートは通常、指定のパケット定額オプションや、データ通信プランの申込が必要になるけれど、iモードケータイを購入した場合は、料金プラン・割引サービスの縛り無く、月々サポートが適用可能となっているのが、スマートフォンとの大きな違い。
iモードケータイをご購入の場合は、料金プラン・割引サービスの指定はありません。
注意点としては、Xiを契約中の場合、FOMA端末の購入時に契約変更で端末を購入した場合は(iモード端末に限らず)月々サポートが適用できないため、Xi契約中の音声回線を、iモード端末の購入で月々サポートを適用させて割引させることはできない。
「ベーシックコース」でご購入の場合および、「Xi」(クロッシィ)からFOMAへの契約変更でご購入の場合は、本割引の対象外です。
そんなわけで、iモード端末購入時に月々サポートが適用可能になるのは、基本的には現在FOMA回線を使用中の利用者が、iモード端末を購入した場合に適用可能になる。と考えるのがオーソドックスなパターン。
『月々サポートがiモード端末でも適用可能』(料金プランなどの指定なしに)ということで思いついたのは『タイプXiにねん』で契約しているいわゆる『寝かせ』状態の回線を、料金プランなどの指定なしで月々サポートが適用可能になる、iモード端末を購入して通信料を安くするという方法。
前述の通り、Xi契約の状態でFOMA端末を購入しても月々サポートは適用されないので、Xi契約の回線からiモード端末を購入して月々サポートを適用させる場合、iモード端末の購入前にXiからFOMAへ契約変更(変更手数料 3,150円)を行うか、別途FOMA端末を購入し、FOMA契約に契約が変更されている状態で、月々サポート対象になるiモード端末機種を購入することで、月々サポートが適用可能になる。
ドコモの場合、Xiの料金プランであるタイプXiにねん(780円/月)には無料通話分が含まれておらず、FOMAの料金プランタイプSSバリュー(二年契約時 980円/月)に含まれる1,050円分の無料通信を考えると、いわゆる『寝かせ回線』としてはタイプXiにねんは適していない。(FOMAのタイプSSバリューと比較して割高になる)
例えば、音声のメイン回線にXi回線を利用している場合などは、同一のファミリー割引グループ内に、無料通信分が余るFOMA回線があると、2か月繰り越し後に同一のファミリー割引グループ内で無料通話をわけあって適用することが可能になるため、メイン回線のXiに無料通信を、別の回線から繰り越しで適用することが可能になり、金額そのものは若干高くなるけれど、FOMA回線の方がコストパフォーマンスが良くなる。
ということがありえるので、いわゆる『寝かせ』状態のXi回線は、手間とコストをかけてでもFOMA回線に変更の上、iモード端末を購入して月々サポートを適用させた状態にする。という方が、ファミリー割引グループ全体としての通信料を値下げすることができるかも…(^ ^;
※ファミリー割引グループで無料通話が余っておらず、Xiの音声回線が多数ある場合を想定。
なお、現時点では、月々サポートが適用可能なiモード端末は以下の5機種に限定されているので、この点も注意が必要。
・F-01E
・N-01E
・P-01E
・SH-03E
・F-07C
XI契約の場合は予めFOMA契約に変更しておく必要があるなど、少々手間はかかるけれど、機会があったら、Xiの『タイプXiにねん』で寝かせている音声回線を、iモード端末を購入で料金プランの制限無く月々サポートが適用可能な回線に変更してみようかなぁ…。