成田空港で開港以来続けられている検問が、2015年3月末までに完全廃止される方針が正式決定された。
NHK NEWSWEBによる情報は以下より。
その結果、成果が裏付けられたとして現在空港の入り口など6か所で行われている検問を再来年、平成27年の3月までにすべて廃止する方針を決めました。
NHKによると、現在人力で行っている身分証などの確認に代わり、爆発物探知犬を空港に配置し、ゲートや駐車場を巡回した上、人の顔を撮影して識別する監視カメラを150台導入することで現在の検問から置き換えられるとのこと。
成田空港の検問は、『身分証明書の提示』が求められるものの、顔写真が無い身分証明書でも通過することが可能であり、少なくともセキュリティの面であまり効果があるとは思えなかったので、新システムの導入によって効率化&セキュリティの強化ができるようになることに期待したい。
空港関連設備の効率化では、2020年の東京オリンピック開催が正式決定したことを受けて、出入国審査を機械化する『自動化ゲート』を設置済みの羽田、成田、中部、関空から全国の空港に設置空港を拡大し、現在は日本人限定となっている対象者を外国人環境客にも広める方針を検討しているとのこと。
務省は空港での出入国の手続きを迅速にする「自動化ゲート」の増設を検討する。出入国審査場に設置された装置にあらかじめ登録したパスポートと指紋をかざすだけで自動的に出入国手続きができる優先審査の仕組み。
空港関連施設が効率的に稼働することで、人の流れがよりスムーズになると良いなと。