セブ島の語学学校『サウスピーク』で16週間の英語留学を修了

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フィリピン・セブ島の語学学校『サウスピーク』で16週間の英語留学を終えたので、英語留学を振り返ってみる。

■いわゆる卒業証書
セブ島の語学学校 サウスピークでの留学が終了

■こんな状態で留学しました
・旅行などなど以外での海外長期滞在(1ヶ月以上の滞在)は初めて
・英語をベースとする環境で生活(仕事または居住)したことは無い
・差し迫って英語が必要になる理由(生活のためにどうしても必要)があるわけではない
・留学前のTOEICスコア(模試)は500点前後/TOEIC試験の対策はしたことがない

セブ島での語学留学中に滞在した学校は『サウスピーク』(公式Web)で、サウスピークを選んだ理由は『セブ島で語学学校を探す中で目にとまった範囲で、一番マトモに英語学習のことを考えていそうな学校だから』という理由。正直に言うと他の語学学校との比較は面倒臭かったので、全くしていない。

他の語学学校との比較をしなかった理由は、セブ島にある語学学校は数がそれなりに多くて探すのが面倒だったのと、少なくとも自分の英語力の段階では『自分にあった学校を探す』よりも『与えられた環境を最大限に活用していく』方がよっぽど重要であると考えていて、多少乱暴に言えば『語学学校の選択に悩んでも、あまり意味が無い』と思っていたため。
※実際に行ってみて、どうしても解決できない問題があれば転校すればいいや。程度に考えていた。

そんな感じで滞在した『サウスピーク』のポジティブな点/ネガティブな点をいくつか挙げてみる。

■ポジティブなポイント
・講師の採用基準が厳しいので、講師の質が一定に保たれている。
⇒ 最低でもTOEICスコアが900点以上必要な上、定期的にトレーニングを受けることが義務付けられている。

・事前の学校説明会(紹介エントリ)などでの情報により『南の島での楽しい留学』を期待してくる生徒が少ないので、基本的にはひたすら自習している生徒が多い。
⇒ 空き時間には基本的にBlogを書いたり仕事をしていた自分のような生徒は少数派で、基本的に多くの生徒は自習をしている。

ちなみに、セブ市内の環境を説明する表現として、最近気に入っているのは以下の言葉。

そうそう、よくネットで見るセブの学校ってすごいキレイビーチがうつってるじゃないですか。でも、セブシティは汚い街だし、ビーチは近くにないですよ。すごいキレイなリゾートと思ってたので、ワタシはガッカリしました。

引用:セブ留学でファーストウェルネス(FEA)体験者の感想。ネットの口コミや情報を鵜呑みにするな!

これは実際にセブ市内に留学したことがある経験者であれば、セブ島の語学学校がウリにしがちな『綺麗なビーチのある南国の島での快適な留学』の実現が、少なくともセブ市内の実状とはミスマッチ。ということに頷いてもらえるかなと思う。

・日本人資本の日本人経営なので、言語面でコミュニケーションに関するハードルは無く、意見を交換することができる。毎週金曜日に実施されるアンケートの内容などで改善要望を出すことが可能。
⇒ とは言え、生活面などなどに関する生徒の要望・要求が必ずしも受け入れられるとは言ってない。

・レッスン中に使う教材が指定されているため、講師がフリートークに逃げることが無く『レッスンがお喋りで終わってしまう』ということが基本的に無い。

■ネガティブなポイント
・塾長かつCEOである柴田氏(@HAL_J)の意向がかなり色濃く反映されるので、塾長と相性が悪い生徒には向かない。柴田氏の方針・考え方を妄信する必要は無いものの、少なくとも学習や運営方針を信頼できないとツライのではと思う。
⇒ 特に『自習』時間が多く設定されているため、機械的にマンツーマンレッスンをこなして過ぎていくだけの留学では無く、自習時間が多いことで英語学習および生活について悩む機会が他校よりも多いかもしれない。

・ドミトリーの施設は割と貧相。ホテルは滞在していないので不明。
⇒ とは言え、自分は何かに困った経験がほとんど無く、特に不満は無かったことは付記しておく。

・1日あたりのレッスンが最大4時間(マンツーマン3時間 + グループが1時間)に制限されているため、⇒ 他校と比べるとレッスンは少なく、仮に授業料などなどが他校と同じだとすると、1レッスンあたりの授業料は高い計算になる。ただ、クオリティについては他校と比べてどうなのか?という点は不明。

・留学中の教科書(日本で販売されているもの)を自費で購入する必要があり、教科書が無償(あるいは格安)で提供されることが多い他の学校と比べて生徒側の負担が大きい。
⇒ ただ、逆に言うと留学中に使った教材を留学期間終了後にも使えるので、一概にデメリットかと言えばそうでもないし、教科書そのものは日本で発売されている教材を教科書として使うため、いわゆる『学校独自のクオリティの微妙な教科書』を使うのとは異なる。

・基本的には1日4時間以上の自習が義務づけられているので、自習時間に自習に集中できないと、留学中に英語のスキルがなかなか伸びず、『自習が出来ない』人には向かない。
⇒ 自習は強制力を伴わない(監視などがあるわけではない)ので、『厳しい』というよりは『ルールは細かくないけれど基本的に自己責任』という感じ。生活や学習に関する細かい規則を制定することにはそれほど興味が無いように思えたので、自律できない方には向かないかなと。

全体を通して言えるのは『客として英語を教わりに行く』というスタンスには向かず、『英語学習の手助けをしてもらうために学校を利用する』というスタンスでないと、得られるモノが多くないような気がするので、そのあたりはご注意を。

個人的には、留学期間中の前半はそれなりにストイックに英語学習をしていたので、この期間に英語力(特にリスニングと発音)は改善されたように思う。一方で、留学期間後半は前半ほどは英語学習をしていなかったので、英語力という意味では伸びは緩やかになったことは実感している。(なので、英語力を伸ばしたいのであれば、留学期間中はひたすら学習を続けるのが最善の方法であることは明白かなと)

そんなわけでサウスピークは『万人にオススメできる』とは思わないけれど、『英語を学習したい』という意欲が強い方で、学校の環境をうまいこと活用できる方にはピッタリとハマるのではと思う。

その他、サウスピークに関する過去のエントリは以下。

留学して数日目に書いたエントリは以下。早朝から自習している生徒がたくさんいるのは驚いた。
フィリピン セブ島の語学学校『サウスピーク』に留学して最初に感じたこと | shimajiro@mobiler

留学から1ヶ月経過時点で書いたエントリは以下。この頃はかなりストイックに勉強してたつもり。
フィリピンでの1ヶ月の語学留学を経験して感じたこと | shimajiro@mobiler

留学から3ヶ月経過時点で書いたエントリは以下。案外と体調を崩すことが増えた。
セブ島に3ヶ月間語学留学して感じたことのまとめ | shimajiro@mobiler

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