8月25日より正式に商用サービスを開始した台湾の通信事業者『台湾之星』(T STAR)のモバイルWi-Fiルータを購入してみた。
■購入情報
購入商品:Samsung Mobile Hot Spot(型番はSM-V101F)
購入価格:3,999台湾ドル(約 14,000円)
購入店舗:T STARショップ(台北市中山區農安街16號)
台湾之星のWebサイトでの紹介は以下より。
本当は、台北101内にある台湾之星の旗艦店で購入したかったけれど、訪問した際は残念ながら『在庫が無い』と言われ購入することが出来なかったので、台湾之星のショップで在庫のあるお店を探して購入。
台湾の携帯電話ショップには、基本的にモバイルWi-Fiルータの展示などは無いので、購入する商品が決まっていたら端末画像などを見せるなどして、購入したい。と伝えると手っ取り早い。
台湾での携帯電話購入は、回線契約を伴わない形での購入も問題無く手続できる上に、正規の販売店であれば定価での販売となるため、『ぼったくり』にあう心配も無いのが外国人旅行者としては嬉しいところ。
■購入したモバイルWi-Fiルータ
LTEのCategory 4に対応し、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信速度に対応。
対応している周波数は、LTE(800/900/1800/2100/2600MHz)、HSPA(850/900/1900/2100MHz)、GSM(850/900/1800/1900MHz)
■対応している周波数と通信方式
バッテリは2600mAhで取り外し可能。
■バッテリは2600mAh、3.8V
■SIMカードはmicroSIM
特長的なのは端末のデザインで、Samsung製のスマートフォン『GALAXY Note 3』と同様にステッチ加工がされている上、質感もGALAXY Note 3のカバーに似た手触りとなっている。
■GALAXY Note 3と同様のステッチ加工
同ルータは、正式に商用サービスを提供開始した台湾之星(T STAR)の4Gエリアを試せるように、台湾の携帯電話ショップなどでデモ機として数多くの店舗で設置されているのを見かけた。
■携帯電話販売店などに設置されているデモ機
台湾之星を含めて、現時点では台湾での4G LTEサービスが利用可能なプリペイドSIMは販売されていないので、4G LTE対応のモバイルWi-Fiルータを購入しても、旅行者としてはそれほど意味があるわけではない。ということは最後に付け加えておきたい。
ちなみに、SIMロックはかけられておらず、中華電信などのプリペイドSIMを挿しての利用も可能だった。