ワイモバイルは、2014年12月1日以降のMNP転出に係る手数料を最大で6,000円に設定することを発表。改定前(11月末まで)と比べて最大で2倍、現在設定されている手数料(2,000円)と比べると最大で3倍のMNP転出手数料が発生することになる。
ワイモバイルによるプレスリリースは以下より。
MNP転出手数料改定について|2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社
■改定日&改定内容
2014年10月1日 〜 11月30日まで
MNP転出手数料:3,000円
2014年12月1日以降
MNP転出手数料:3,000円 または 6,000円
※新規契約から6ヶ月以内にMNP転出する場合は6,000円、7ヶ月以降に転出する場合は3,000円
ワイモバイルがMNP転出手数料を現在の2,000円 ⇒ 3,000円に値上げする10月は、現在は対象外となっているPHSを含めて、MNPによる転出が可能となるタイミングで、このタイミングに合わせた値上げと言える。
※この値上げそのものは、7月末時点で発表されており、今回あらたに発表されたものではない。
今回発表されたのは、2014年12月以降適用される『契約から6ヶ月以内のMNP転出は6,000円』という条件で、他キャリアで一般的なMNP転出手数料(2,000円)と比べると、最大で3倍のMNP転出手数料が設定されることになる。
ワイモバイルからのMNP転出は、同じグループ会社であるソフトバンクモバイルへの転入時に、端末代の割引が受けられなかったり、各種キャンペーンが適用されないなどの条件が設定されており、グループ内での転出入についてはユーザに料金的なメリットが薄い状態となっている。