9月1日より法律が改正され、飛行機内での電子機器の利用が『外部との通信をしない状態であれば、離陸前から着陸まで利用可能』(機材によっては制限あり)となり、LCC国際線(日本発着)についても、飛行機内の電子機器利用に関する制限が緩和されていた。
※ただし、9月上旬の時点で搭乗したエアアジアXの羽田 〜 クアラルンプールについては電子機器利用制限の緩和と関係無く、従来通りのルールで電子機器利用を控えるようにアナウンスがあった。
■LCC国際線でも電子機器利用制限が緩和
従来は飛行機内での電子機器の利用については、
・離陸前にドアが閉まってから離陸後しばらくの間
・着陸体制に入った後から、着陸後のしばらくの間
の間、一切の電子機器利用が禁止されており、交通手段として飛行機での移動を考えた場合に不便で、移動中にPCを使った作業を行うことを考えると、移動中でも多くの区間でインターネット接続が利用できる新幹線と比べて、飛行機を利用する場合のデメリットだった。
2014年9月1日からの規制緩和後も、飛行機での移動中については、基本的に電波を送受信しない状態に設定する必要があるので、インターネット接続などなどは利用できないものの、タブレットにダウンロードした映画を閲覧したり、オフラインで行えるPCでの作業については、機内でも作業を続けることが可能となるので、飛行機で移動中の時間を、従来と比べて有効に活用できるようになったのは嬉しいところ。
ただし、飛行機内での電子機器の利用制限については制限が解除されたことを認識していない乗客もまだまだ多く、離発着前に機内で電子機器を利用していると、他の乗客から怪訝な顔をされることが割とあることは覚悟した方が良いかも。