政府観光局は、2014年12月分の訪日外国人旅行客に関するデータを公開。2014年の訪日外国人数は1,341万人とされ、初めて訪日外国人数が1,000万人を超えた2013年を大きく上回る結果となった。国・地域別では台湾からの訪日外国人数が282万人となり、1998年以来16年ぶりの首位になった。
政府観光局が公開するデータは以下より。
2014年の訪日外客数は過去最高の1,341万4千人!(PDF)
■2014年の訪日外国人、国・地域別のトップ3
1位.台湾 282万人(+28.0%)
2位.韓国 275万人(+12.2%)
3位.中国 240万人(+83.3%)
台湾からの旅行客が増加した理由として、映像やWebサイトを使用したプロモーションの効果のほか、LCCの就航による個人旅行が伸びていることが挙げられている。
台湾の人口は約2,300万人となっているため、単純計算すると全人口の12%が1年間に日本を訪れている計算となる。
※当然、複数回渡航している人も含まれた数ではある点は留意する必要があるけれど。
前述の通り、2014年の首位は台湾にになったけれど、3位となった中国の伸びは2013年比で+83.3%増となっており、2015年も同様の勢いで伸びていくと中国からの訪日外国人数がトップとなる可能性が高い。