WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータ『W01』で契約したSIMカードを『NAD11』で利用してみたところ、問題無くインターネット接続が可能だった。SIMカードの差し替えに伴う設定変更なども不要なので『SIMカードを入れ替えれば特に何も設定変更などをしなくても利用可能』となっている。
■W01とNAD11のSIMカードを入れ替えて利用してみた
[検証環境]
W01:UQコミュニケーションズ本家で購入
NAD11:@nifty WiMAXで購入
『W01』は、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータとしては初めて、WiMAXに非対応となっているため『ノーリミットモード』に設定することができない。このため、2015年4月1日以降に実施される『直近3日間の通信量が3GBを超えた場合』の通信速度制限を回避する方法は『通信量を減らす』以外には無いけれど、SIMカードを入れ替えて『NAD11』で『ノーリミットモード』で使うことで、通信速度制限を回避することが可能。
※2015年4月1日以降も、ノーリミットモードについては通信速度制限が適用されない。
速度制限について|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が1GB(2015年2月以降は3GB)以上となった場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度を翌日にかけて制限する場合があります(「WiMAX 2+」は、2015年3月までこの通信速度制限を実施しません)。
※ WiMAX通信には速度制限は行いません。
UQコミュニケーションズが実施する『直近3日間の通信量が3GBを超えた場合』の通信速度制限については、実際にどの程度の制限となるのか?が不明確なので、たとえNAD11にSIMカードを差し替えて利用しても、必ずしも通信速度が高速になるとは限らないけれど、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータは基本的にSIMカードを入れ替えての利用は可能。というのは覚えておくと良さそう。
※ただし、UQコミュニケーションズおよびそのMVNOから公式にサポートされている使い方ではないので、契約したSIMカードと端末以外の組み合わせが利用できなくなる可能性はゼロではない(低いと思うけれど)
現時点ではキャリアアグリゲーション対応のファームウェアが公開されていない&キャリアアグリゲーション対応エリアが無いので、確証があるわけではないけれど、おそらく『NAD11で契約したSIMカードをW01で使う』と、キャリアアグリゲーション対応エリアでは下り最大220Mbpsの通信速度が得られるものと思う。
そんなわけで、W01を契約した方が通信速度制限回避の目的でNAD11などのWiMAX(=ノーリミットモード)対応機種を白ロムとして購入するのもアリだし、既にHWD14/HWD15など下り最大110Mbs対応機種を使っているユーザが、通信速度高速化を目的として下り最大220M対応機種を白ロム購入するのもありかなと。
W01(マリン)の白ロムは以下。販売価格は25,000円ぐらい。
Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 マリン HWD31SLU
UQコミュニケーションズ |
W01(ホワイト)の白ロムは以下。販売価格は25,000円ぐらい。
Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 ホワイト HWD31SWU
UQコミュニケーションズ |
NAD11(レッド)の白ロムは以下。販売価格は6,000円ぐらい
UQコミュニケーションズ Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11 レッド
NEC |