「SIMロック解除すると端末が40,000円高くなる」は間違い? – 各社共に端末代や月額料金の割引は変わらず

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ソフトバンクモバイルがSIMロック解除に関する具体的な手数料などを発表したことで、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社のSIMロック解除に関する手数料などの条件が出揃った。

携帯電話大手3社のSIMロック解除に関する対応をざっくりと説明すると、

・端末購入から180日以内はSIMロック解除に応じない
・手数料はWebからは無料、店舗で手続する場合は3,000円(税別)
・SIMロック解除に伴い月額料金の割引の廃止、減額などのデメリットは無し

となっており、2015年5月以降に発売される機種は端末購入から180日間はSIMロックが解除できない。というデメリットがあるものの、SIMロック解除に係る手数料についてはWeb経由での手続であれば無料、店舗などで手続を行った場合でも手数料は3,000円と、SIMロック解除に係る手数料そのものはそれほど高くは設定されていない。

また、SIMロック解除を解除することで、月月割などの月額和料金の割引が適用されなくなったり、月月割の割引金額が小さくなる。というようなデメリットは無く、ソフトバンクモバイルの前社長である孫氏が言っていた「端末代が40,000円高くなる」あるいは「月月割の割引が減額、廃止される」というようなデメリットは設定されていない。

SIMロックの解除が本体代および月額料金の割引に影響を与えないことは、ドコモが従来より対応しているSIMロックの解除が、解除手数料(3,000円)だけでSIMロック解除可能であったことや、新たにSIMロック解除に対応するKDDIが「KDDIとの回線契約が無くても、KDDIから販売された端末であればSIMロック解除を受付する」という対応となっていることに加えて、ドコモおよびソフトバンクモバイルも同様に月額料金の割引減額や、高額なロック解除手数料を設定していないことからも明らか。

2015年5月からのSIMロック解除に関しては、総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を改正したことに伴うもので、これによって国内向けに発売される機種については原則SIMロックが解除可能となったことはユーザとしては嬉しい反面、SIMロック解除が可能になるのが端末購入から180日経過後となってしまった他、KDDI以外は端末を持込してのSIMロック解除については対応しないなど、従来のドコモが対応していたSIMロック解除と比べて不便になってしまったのは少々残念。

ソフトバンクがアピールしていた、SIMロック解除の対応に伴って端末代が40,000高くなったり、月月割の割引の廃止や減額が無いのはというのは、ユーザとしては費用負担が無く嬉しいところではあるけれど、従来の説明が適切でなかった。というのを自ら証明しているのは皮肉であるように思う。

携帯電話各社のSIMロック解除対応

項目 ドコモ KDDI ソフトバンクモバイル
180日制限 端末購入から180日以内はロック解除不可 端末購入から180日以内はロック解除不可 端末購入から180日以内はロック解除不可
解約済機種 解約日から3カ月以内ならロック解除可能(契約者本人のみ) 対応可能 解約日から90日以内ならロック解除可能(契約者本人のみ)
持込機種 対応不可 対応可能 対応不可
手数料(Web) 無料 無料 無料
手数料(店頭) 3,000円 3,000円 3,000円

SIMロック解除対応の3社比較 – 購入から180日以内の解除不可は共通、持込端末のロック解除はKDDIのみ対応 | shimajiro@mobiler