UQコミュニケーションズは、4月1日よりWiMAX 2+において「直近3日間の通信量が3GBを超えた場合」に行うとしていた通信速度制限を5月29日(金)より実施。速度制限の対象となった場合、WiMAX 2+およびauの4G LTEで接続中の通信速度が上下最大で1Mbps程度に制限されることが確認できた。
関連エントリ:WiMAX 2+、直近3日間3GBで通信速度を1Mbpsに制限 – ノーリミットモードは制限回避可能 | shimajiro@mobiler
ただし、この通信速度制限に関してはWiMAXに接続中は制限対象外。通信速度制限の対象となったSIMカードを、WiMAX対応機種に差し替えて「ノーリミットモード」あるいは「ハイスピードモード」によってWiMAXに接続中は速度制限による影響を受けることが無いので、「通信速度制限」を逃れるための手段としてWiMAX対応機種へSIMカードを差し替えて使う。という方法が使える。
※UQコミュニケーションズが公式にサポートしている方法では無いので、今後も使えるという保証は無い。
■制限対象となるWiMAX 2+接続では上下共に最大1Mbps程度の速度に
■WiMAX接続中は速度制限の対象外となる
速度制限の対象外となるのは「ノーリミットモード」でWiMAXによるWiMAX接続時だけでなく、ハイスピードモード接続時でWiMAXに接続された場合も同様。
■「ハイスピードモード」でWiMAXに接続時も同様に制限対象外
というわけで、シンプルに説明すると、初代のWiMAX接続中については従来通り「一切速度制限なし」でインターネット接続が利用可能となるので、通信速度制限の対象となった場合に「ノーリミットモード」対応機種(HWD14/HWD15/NAD11)にSIMカードを差し替えて、ノーリミットモードで使う。という方法で通信速度制限を回避することは可能。
ただし、初代のWiMAXサービスの通信速度は下り最大40Mbps → 13.3Mbpsへと低速化が開始しており、2015年9月末までを目処に全国エリアで低速化が行われる見込み。通信方式をWiMAXに固定すれば、通信速度制限の対象外とはなるものの、実際にどの程度快適な通信速度を得られるか?については過度の期待は禁物で、一時的な対応方法として覚えておくと良さそう。
WiMAX 2+&WiMAXの両方に対応し、ノーリミットモードに設定できる機種はHWD14/HWD15/NAD11の3機種。
ここで紹介するHWD15およびNAD11については、Amazonでの白ロム価格が10,000円前後となっている。
NAD11の白ロムについては以下。(カラー別に販売ページが異なる)
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NEC |
UQコミュニケーションズ Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11 ブラック
UQ Communications 2014-07-01 |
UQコミュニケーションズ Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11 ホワイト
UQ Communications 2014-07-01 |
HWD15の白ロムについては以下。(カラー別に販売ページが異なる)
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UQコミュニケーションズ |