下り最大300Mbps・LTE-Advanced対応、SIMフリー&デュアルSIMの「MR04LN」が発表 – 7月16日発売

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NECプラットフォームズは、モバイルWi-Fiルータ「Aterm MR03LN」の後継となる「Aterm MR04LN」を発表。

■Aterm MR04LN
MR04LN

MR04LNはLTE-Advancedに対応し下り通信速度は最大300Mbps、デュアルSIMに対応するなど、前作となる「MR03LN」から大幅に機能が追加されている。加えて、公式に「SIMフリー」仕様であることが発表されており、国内外の好きな通信事業者のSIMカードで通信を利用することができる。

NECプラットフォームズのプレスリリースは以下より。
LTE-Advanced対応のモバイルルータ「Aterm MR04LN」を発売 (2015年06月30日):プレスリリース | NEC

■MR04LN 主な特長
・LTE-Advanced対応(下り最大300Mbps)
・Wi-Fiは5GHz対応(802.11ac 2ストリーム/最大867Mbps)
・SIMフリー、デュアルSIM対応
・連続通信12時間(BT接続時24時間)
・クレードル対応

LTEの対応周波数は2.1GHz帯(B1)/1.8GHz帯(B3)/1.5GHz帯(B21)/800MHz帯(B19)をサポートしており、ネットワーク的にはドコモ及びそのMVNO向けに最適化されている。MR04LNは下り最大300Mbpsに対応するものの、ドコモのネットワークで利用時はLTE-Advanced(PREMIUM 4G)対応エリア内にて、下り最大225Mbpsでの接続となる。

ただし、ドコモのLTE-Advancedに関しては、ドコモから発売されている機種以外がキャリアアグリゲーションを利用することができないようにネットワーク側で制御しているという情報もあり、この辺りをどう解決しているのか(あるいは現時点では解決できていないのか)は要注意。

MR04LNは、前モデルではメーカーが公式にはSIMフリーと言っていなかったのと異なり、プレスリリースにも記載されている通り「SIMフリー端末」であり、国内外の通信事業者の好きなSIMカードで利用することができる。
※MR03LNは、最新版ファームウェアにて「海外ではLTE接続不可」という仕様になっていた。(関連エントリ)

さらに「デュアルSIM」にも対応しており、国内で利用するためのSIMカードと、海外の渡航先で利用するためのSIMカードを切替て使うこともできる。通信するSIMカードの切替は、端末の操作パネル上から切替を行う。

MR04LNのスペック詳細には、前述の4つ周波数帯に加えて、B8/B11/B18/B17をサポートしていることが記載されている。

■MR04LN スペック詳細
MR04LNスペック詳細
掲載元:Aterm MR04LN:仕様 | 製品一覧 | AtermStation

B11およびB18はKDDIのLTEでも使われている周波数帯となっているため、KDDI系のMVNOでも利用できる可能性が考えられる。

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