2015年7月1日より、台湾への入国時に必要な入国書類の記入がオンライン上でも申請可能となったので、実際にオンラインで申請して台湾を訪問してみた。
入国書類のオンライン上での申請は以下より。
入國登記表 ARRIVAL CARD
記入が必要となる内容は以下。
※必須箇所のみ例を記載。
■入國登記表 ARRIVAL CARD:記入例
桃園空港のイミグレーションで入国審査のスタッフに「入国カードは?」と聞かれたけれど「オンラインで提出済み」と応えると、意図を理解したようで通常通り入国することができた。
入国書類のオンライン申請しての入国については、台北の桃園空港に限らず台湾の全ての空港・港で対応しているとのこと。実際に台北・松山空港で使ってみたという情報がチャイナエアラインのFacebookでも報告されている。
オンラインでの入国カードの申請自体は、入国審査にかかる時間を短縮するものではないけれど、台湾では直近の12カ月以内に3回以上台湾を訪問している外国人向けに、通常のイミグレーションとは別のレーンで入国審査を受けることができる『快速査驗通關』(Speedy Immigration Inspection Certificate for Foreign Frequent Visitors)を提供しており、このサービスを利用すると出入国審査の待ち時間を大幅に短縮することができるので、台湾を頻繁に訪問する方にはオススメ。
※このサービスを利用した出入国では優先レーンで出入国が行えるため、(個人的な経験では)5分以上待たされたことが無く、とても助かってる。
快速査驗通關の申請方法については以下エントリにて。
台湾の出入国審査がスピーディに行えるサービスを提供開始 – オンライン申請をしてみた | shimajiro@mobiler
なお、入国カードのオンライン記入についてはほぼリアルタイムに参照ができるようになる模様で、飛行機が台湾に着陸してから入国審査に並ぶまでの間にオンラインで提出しても、その場で入国カードの情報が確認出来た模様(問題無く入国することができたので。)
ちなみに、桃園空港第一・第二ターミナルの入国審査場の前にある台湾之星でプリペイドSIMカードを購入する場合、台湾之星のカウンターでなぜか通常の(=紙の)入国カードの提示を求められるので、オンライン入国カードを提出済みであっても、台湾之星でプリペイドSIMカードを購入する場合は、紙の入国カードの提示が必要となる点は注意。
台湾之星のプリペイドSIMカード購入に関しては以下エントリにて。
【台湾】桃園空港で台湾之星の4G LTE容量無制限プリペイドSIMカードを購入! | shimajiro@mobiler