インドネシア:ロンボク島の空港でTelkomselの4G LTE SIMカードを購入!ロンボク島内で4G LTEが使える

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インドネシアのロンボク島の空港にてTelkomselの4G LTE対応プリペイドSIMカードが販売されていたので購入メモ。

■購入したプリペイドSIMカード情報
通信事業者:Telkomsel
購入価格:Rp 100,000(約820円)
データ通信量:8GB/30日間
購入場所:ロンボク国際空港 到着フロア

■ロンボク島の空港にあるTelkomselのSIMカード売り場
ロンボク国際空港にあるTelkomselのSIMカウンター

ロンボク国際空港内のTelkomselのSIMカード売り場は、到着出口を出てまっすぐ進んで左手に見える。(かなりざっくりした説明ではあるけれど、そもそもロンボク島の空港は小さいので見つからない心配は無いと思う。)
※以前の訪問時、Telkomselのカウンターは右手側にあったけれど、反対側に移転していた。

なお、2015年9月時点でロンボク島内にプリペイドSIMカードを販売するカウンターを設けている通信事業者はTelkomselのみ。

■TelkomselのプリペイドSIMの販売価格
プリペイドSIMの販売価格

上記価格表に記載されている通り、Telkomselの4G LTE対応プリペイドSIMカードの販売価格は以下。

■ロンボク空港でのTelkomselのSIMカード価格
Rp 25,000 – 1.5GB (有効期間30日)
Rp 50,000 – 4.0GB (有効期間30日)
Rp100,000 – 8.0GB (有効期間30日)

販売価格はジャカルタ スカルンハッタ空港で販売されていた価格(関連エントリ)と比べてかなり安め。ロンボク島最大の都市「マタラム」にあるTelkomselの公式ショップ「GraPARI」でも販売価格は同じだったので、ロンボク島でTelkomselのプリペイドSIMカードを購入する場合はこちらのカウンターで購入することをオススメ。

購入するデータ通信量を選んで伝えるだけで、必要な登録作業などなどは代行してもらえるので、パッケージ購入に利用するためのSIMフリースマートフォンなどが無い場合(モバイルWi-Fiルータだけ持っていく場合)でも安心できる。なお、SIMカードは標準/microの2つの形状に対応するSIMカードと、nanoSIMの2種類が販売されている。

もろもろの登録作業は数分程度ですぐに完了。SIMカードを挿すとすぐに4G LTEでの接続が可能となった。

■すぐに4G LTE接続が可能に(端末はHuaweiのE5375)
すぐに4G LTE接続が可能に

TelkomselのAPN設定は以下。

[APN設定]
APN:internet
ユーザ名:なし
パスワード:なし

日本人にとって嬉しいのは、Telkomselの4G LTEサービスはロンボク島のエリア化に1800MHz帯(B3)を使用しており、同周波数帯についてはSIMロックを解除したドコモ端末であっても多くの機種がサポートしている点。
※なお、ジャカルタやバリ島では900MHz帯(B8)を使用しており、ドコモ向け端末は基本的に同周波数帯に非対応。

■SIMロックを解除したXperia Z3 Compact(SO-02G)でもLTE接続ok
SIMロックを解除したXperia Z3 CompactでもLTE接続ok

空港内にてスピードテストを行ってみたところ、下り通信速度は20Mbpsを超えるなど快適。空港以外でも4G LTE接続中は通信速度にストレスを感じることが無かった。

■スピードテストでは下り20Mbps越えも
空港内で行ったスピードテストでは下り20Mbps越えも

「ロンボク島で4G LTEが利用可能に!」とは言っても、対応しているエリアはロンボク国際空港(プラヤ)、マタラム中心部、スンギギ、ギリ・トラワンガン島のみと非常に限られたエリアに留まっているので、島内全域で使えるものではない。

■Telkomselの4G LTEエリアマップ
ロンボク島の4G LTEエリア
掲載元:Coverage Area – Telkomsel

マタラムにある「GraPARI」には、マタラム市内のより詳細なエリアマップが公開されていた。4G LTE接続可能なエリアはおおよそエリアマップの通り。

■マタラム中心部での詳細エリア
マタラム中心部での詳細エリア

エリア的には「まだまだこれから」といった印象を受けるロンボク島(およびギリ島)でのTelkomselの4G LTEサービスだけれど、スンギギエリアのホテルでも4G LTE接続が可能となるなど、予想していたよりも広いエリアで使えた。というのが個人的な感想。