UPQ(アップ・キュー)は、同社初のスマートフォン「UPQ Phone A01」について、技術基準適合認定(いわゆる技適マーク)の記載に誤りがあったことを発表。出荷済みのA01の全品を回収しラベルを修正の上、再度製品を送付することを案内している。
UPQの発表内容は以下より。
「UPQ Phone A01」初期出荷分回収のお願い | 株式会社UPQ(アップ・キュー)
該当の製品に関する技術基準適合認定は取得しておりますが、本体に添付したラベルの記載に誤記がございました。法令上、認証を取得した商品は正しい表記を行なわなければ適合表示無線設備とはならず、電波法上も使用できない製品となりますため、該当製品について回収の上、正しい表記に修正してお送りいたします。
UPQでは、技術適合認定は取得していたものの、本体に添付したラベルの記載が誤っていたと説明。
■技適マークの正誤
該当する製品(初期出荷分の全品)を購入したユーザに対しては、DMM.make STOREより返送キットが送られ、返送キットに同封された手順に基づいてサポートセンターまで着払いで製品を送ると、正しいラベルに修正された製品が再送される。一連の対応に伴うユーザの金銭的な負担は無いとしている。
なお、技適マークの誤りによる製品回収は、2014年8月に発売されたFirefox OS搭載端末「Flame」でも発生している。
Firefox OS搭載「Flame」技適ラベルに誤り、回収し貼り替えへ – ケータイ Watch
Firefox OSを搭載した開発者向けスマートフォン「Flame」について、製造元のT2Mobileは、技適ラベルの表示に誤りがあるとして、製品を回収し対応すると発表した。