ドコモは、新しい料金コースとして契約期間縛りのない「フリーコース」と「ずっとドコモ割コース」を新設することを発表。どちらの料金コースも2016年6月1日より提供開始される。
ドコモの新料金コースに関するお知らせは以下にて。
報道発表資料 : 新料金プランを更に充実し、長くご利用のお客さまがよりおトクに | お知らせ | NTTドコモ
フリーコース/ずっとドコモ割コースの比較
コース名称 | フリーコース | ずっとドコモ割コース |
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契約期間縛り | なし | 二年間(定期契約) |
解除料 | なし | 9,500円 |
月額料金割引 | あり | あり |
ずっとドコモ割 | 適用なし | 適用あり |
更新ありがとうポイント | 獲得不可能 | 獲得可能 |
※「更新ありがとうポイント」は期間限定、用途限定のdポイント 3,000ポイント
■適用開始日
2016年6月1日(水)
■対象料金プラン
カケホーダイプラン(スマホ/タブ)
カケホーダイプラン(ケータイ)
カケホーダイライトプラン
データプラン(スマホ/タブ)
データプラン(ルーター)
■申込可能タイミング
定期契約(二年契約)の満了後の更新期間に、フリーコースまたはずっとドコモ割コースへ申込を行う。申込を行わない場合は、自動的にずっとドコモ割コースが適用される。
■契約コースの変更
・フリーコース → ずっとドコモ割りコースへの変更
→いつでも手数料などは無料
・ずっとドコモ割り → フリーコースへの変更
→定期契約(二年契約)満了後の2カ月間の解約金なし。それ以外は9,500円の解約金が発生する。
「ずっとドコモ割」コースが新設されることで、既存のドコモユーザ(のうち、新料金プラン契約者)は、2016年6月1日より自動的に「ずっとドコモ割」コースが適用される。
「ずっとドコモ割」の拡充
利用年数に応じてパケットパックの料金が割引される「ずっとドコモ割」が拡充。割引適用時期が継続利用5年以上 → 4年以上へと早期化、割引額が最大で2,000円/月 → 2,500円/月へと拡大、割引適用範囲が拡大する。ずっとドコモ割の拡大は、新コースの提供開始と同じく2016年6月1日より。ずっとドコモ割は自動適用となるので、申込などは不要。
■「ずっとドコモ割」の拡充 – 2016年6月1日より
「ずっとドコモ割」は契約期間が長く、なおかつ契約しているパケットパックの月額料金が高いと割引が大きくなる。
「更新ありがとうポイント」の提供開始(ずっとドコモ割コース向け)
新設される「更新ありがとうポイント」は、「ずっとドコモ割コース」で二年間の定期契約を更新するごとに、回線毎にdポイント3,000ポイントがプレゼントされる。契約期間縛りのない「フリーコース」では獲得できない。
「更新ありがとうポイント」によって獲得できるポイントは、専用のWEBサイトに利用者がアクセスした上で獲得する必要があり、獲得し忘れた場合などはポイントが付与されない点や、利用可能な期間・用途に制限があり、通常のdポイントよりも使い勝手が悪くなる点は注意が必要。
新料金コースのポイント
新料金コースのポイントは、単純に「契約期間が長く、パケットパックの料金が高いユーザ」向けの割引が充実しており、反対に「契約期間が短く、パケットパックの料金が安いユーザ」に対する割引は手薄。このため、同一のシェアグループ内に契約期間の長いドコモ回線が無い場合、「ずっとドコモ割」による恩恵は小さい。
また「更新ありがとうポイント」に関しては、回線ごとにdポイントが3,000ポイント付与されるものの、ポイントは通常のdポイントと異なり、利用できる用途や期間が限定されている点がネック。機種変更などに使いたいと思っても、購入希望機種が特にない場合などはあまり意味を持たない。
※機種購入以外にも利用は可能ではあるけれど、ポイントが自動付与されるわけではない。などを含めると少々使い勝手は悪いように思う。
ドコモは、新料金プラン(カケホーダイ&パケあえる)の契約者向けの割引を充実させる一方、契約期間が短かったり、新料金プランを契約しない場合の割引をかなり手薄にしているので、今後もドコモを使い続けるのであれば、基本的には「契約期間は長く、新料金プランで使い続ける」という使い方がオススメ。
※逆に言えば、それ以外の使い方であればドコモ以外の選択肢を選んだ方がベター。
今回の新料金コースの発表では特に影響を受けることは無いけれど、ドコモのクレジットカード「dカード」は、ドコモの携帯電話購入などに使える「dポイント」が貯まりやすくなるクレジットカードで、上位カードである「dカード GOLD」では、携帯電話料金の最大10%(1,000円につき100ポイント還元)がdポイントとして還元されるので、今後もドコモを使い続けるのであれば、dカードを契約して毎月の携帯電話料金や、カード支払などでdポイントを貯めることをオススメ。
dカード GOLD(旧:DCMX GOLD)の年会費の元を取る方法については以下エントリにて。
「DCMX GOLD」(dカード GOLD)の年会費の元をとる3つの使い方&考え方 | shimajiro@mobiler
dカード/dカード GOLDのキャンペーン紹介・新規申込は以下より。