千代田・中央・港・江東区の都内4区にて提供されている自転車シェアリングサービスに、新たに2016年10月より新宿区が参入する方針であることを毎日新聞が報道。
東京都新宿区の吉住健一区長は1日、千代田、中央、港、江東の4区で実施している「自転車シェアリング」に10月から参入する方針を明らかにした。区域を超えて電動アシスト付き自転車をレンタルできる仕組みで、4区は2月から広域利用の実証実験として取り組んでいる。
毎日新聞によると、飯田橋・四ッ谷・新宿各駅周辺の新宿区南東部にサイクルポート20箇所を設置、合計300倍の自転車を配置する方針とのこと。サイクルポートが新宿区東南部に配置される理由としては、新宿区東南部と隣接する千代田区無いへの自転車の乗り入れを考えての対応と思われる。
各区とドコモ・バイクシェアが合同で展開する自転車シェアリングサービスは、従来は区を跨いで利用することが出来なかった(同一の区内に自転車を返却する必要があった)けれど、2016年2月より実施中の「広域利用に関する実証実験」が開始されたことによって、同サービスを提供中の4区で相互に自転車の借り入れ・返却が可能となるなど利便性が向上している。
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似たような自転車シェアリングサービスとしては、台湾の台北市などで提供されている「YouBike」が非常に便利(非居住の外国人であっても気軽に使える)なので、エントリの最後にご紹介まで。
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